きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

タグ:#トロント

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カナダ最大の都市、トロント。近代的なビルが建ち並ぶ大都会です。

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1827年創立、歴史のあるカナダ屈指の名門、トロント大学。

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おしゃれなカフェも充実していて、

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カフェのショーケースには、ショートブレッド。

英国の香りを随所で感じる街。同じカナダにあっても、モントリオールとは違う趣があります。
英仏の争いは遠い過去の話ですが、それでも今だに、トロントとモントリオールは妙なライバル意識があるような。

特にNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)で、カナディアンズ(モントリオールのチーム)とメープル・リーフス(トロントのチーム)の対戦は、両市がエキサイトメントに包まれます。巨人阪神戦、はたまた早慶戦を都市レベルで行っているようなものでしょうか?

私はアイスホッケーに詳しくありませんし、どちらが勝っても良いというのが根底にはあるのですが、やはりTVで放送されているのを観ると、モントリオール・カナディアンズを応援したくなります。モントリオールへの帰属意識がジワジワと芽生えているようです。

「住めば都」とは、言い得て妙。新しい街に暮らすときのモットーにしています。

トロントも住みやすそうな良い街でした。英語でこと足りますし。縁があれば自分の「都」になるかも知れません。


おしゃれなカフェ
Cafe Balzac

 

ロジャースカップ3
毎年夏にカナダで開催されるロジャースカップ。全米オープンの前哨戦、男子はATP1000に規格されているテニスの大会です。男子がモントリオールの年は女子はトロント、といった具合に、2都市で男女交互に行われています。

2013年、モントリオールで開催された男子トーナメント戦。当日チケットを買えば、好きな試合が好きなだけ観戦でき、選手たちの練習風景も間近で見られます。試合中の静寂、競技の美しさ、会場でしか感じられない雰囲気、一球一球が一期一会のような緊張感に、すっかりテニス観戦に魅了されてしまいました。

錦織選手の試合を全て観戦しましたが、さすが、日本人の少ないモントリオール。試合会場は、空席の方が多く、「錦織くん、がんばってー」という声援が、やたら響き渡り、言っておきながら恥ずかしいほど。

当時の錦織選手は世界ランキング11位、残念ながら3回戦でフランスのガスケ選手に敗退し、コートを去る背中に、テレビには映らない、計り知れない厳しい世界を見た気がしました。
ロジャースカップ2
その後の錦織選手の躍進ぶりは、みなさんご存知の通りです。
カナダの地で、是非タイトルを!
今年は男子がトロント。もうすぐ始まります。 

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