きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

タグ:モントリオール

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6月24日は、St. Jean Baptiste Day。ケベックデーとも呼ばれる、ケベック州の祝日です。

ケベック州の守護神に由来するとされているこの祝日ですが、1800年代にケベックのナショナリスト(愛国主義者)が、アイルランドのSt. Patrick Day に倣って制定したとも言われています。3月17日にアイルランドの文化を世界中で祝うように、ケベック文化を祝いたい、と。

St. Jean Baptiste Day は、St. Patrick Day ほど世界に広がってはいませんが、愛国心の強いケベックでは、パレードやイベントが各地で行われ、毎年強烈にお祝いされています。

この日はほとんどのお店が休みですので、注意が必要。更に今年はSAQ(ケベック州認定の酒屋さん)が6日間のストライキに入るというから、重ねて早めの準備が必要でした。
お酒の一番の稼ぎ時にストライキとか、結構めちゃくちゃ。日本的感覚とはかなりズレておりますが、もともと州が運営している酒屋なのでビジネス的な感覚はないのでしょう。
今週末は3連休、SAQで働く人たちは更にロングバケーションです。

この日はケベックの文化が広がることを願うと同時に、本格的な夏の始まり。週明けから一層街は賑やかになります。


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今日は、モントリオールの新しいカフェをご紹介。

カフェの数が本当に多いモントリオール。ちょっと歩けばカフェがあり、それぞれ個性的な空間でコーヒーがいただけるのは、この街の大きな魅力でもあります。

そんな街に最近オープンした期間限定カフェの名は、F-MR Station
内装でピンときたかも知れませんね。

そう、列車を再利用したカフェです。
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voilà !
ほら、モントリオールを巡って走るメトロの車両です。

最近、発展が著しい Griffin Town の運河沿いにあり、カフェのみならず、周囲にも、音楽イベントやアーティストのためのスペース、ブティック、フリーのコンサートゾーンなどがあります。
今は期間限定ですが、2020年には車両を8台に増やして、ずっと営業する”Station”にするそう。
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いいでしょう?

場所はこちら、この夏の Must visit です。
Allée des Barges Montréal, QC H3J 1S1


Cafe
6月2日にオープンしたばかりの、Café SUSPENDU

モントリオールで今流行りの "Pop-Up" なお店、つまり、突然出現した期間限定のカフェです。

冬が長いモントリオールでは、もともと夏限定のお店があるので、Pop-Up なお店がこの時期から増えるのも理にかなっていますが、ここは立地がすばらしい。

写真でどこかわかるなら、モントリオール通?

そう、モンロワイヤルの山の上、オリンピックパークが見下ろせる、山の東側です。

夏になるとこの辺りでペットボトルの水売りが現れるのですが(しかも、結構売れている)、今年からは、このカフェでコーヒーや冷たいドリンクがいただけます。

さらに、今月末からは、アルコール類も提供するとか。
アルコールの取扱いにライセンスが必要なモントリオールにあって、なかなかやるな、と思ったら、モントリオール市とのコラボ企画だそう。

こういう「粋」なことがポンっとできてしまうところが、モントリオールのいいところ。

週末は営業していますが、毎日の営業ではないのでご注意を。
また、子ども向けのイベントやヨガクラスなども行っているので、こちらでチェックしてからお出かけください。


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今日からサッカーの世界最高峰の戦い、FIFAワールドカップが始まります。

今回の開催国はロシアですが、先日発表された2026年の開催国は3ヶ国。アメリカとメキシコ、そしてカナダの合同開催です。

カナダの中では、トロントとエドモントン、モントリオールで10試合ほどを行うとか。モントリオールが大きなイベントのホスト都市になるのは、かなり久しぶりなので、地元の期待も高まりそうです。
1967年のエクスポでは、メトロ(地下鉄)のシステムや、サンローラン川の中洲に公園(Parc Jean-Dreapeau)ができ、1976年のオリンピックの際は、ユニークな形のオリンピックスタジアムが建設されました。

2026年のワールドカップに向けて、また何か新しいアトラクションが街にできるはず。モントリオールらしい何が現れるのか、それも楽しみです。



こちら、モントリオール観光局のPR動画。

観光名所を映し出すだけでなく、モントリオールの街そのものがもつコンセプトを盛り込んだ、モントリオールらしい動画です。そのキャッチコピーは、"Never Grow Up" 

これまで、それなりに海外の各地を訪れておりますが、成熟しきれていないというか、完成されていないというか、良い意味での「子供らしさ」は、モントリオールが抜群。大らかさ、可能性の広がり、ワクワクする未来を常に感じさせてくれる街です。

いや、この動画のメッセージを借りるなら、モントリオールは「街」ではなく「遊び場」

人生楽しく!を体現する人々が暮らす「遊び場」に身を置いて、Never Grow Up - 子供の頃の感覚で過ごしてみませんか。

直行便も飛び始めました。

モントリオールへいらっしゃい!


noble coffee float
ありそうでなかった「コーヒーフロート」のこのかたち。

アイスコーヒーの上にバニラアイスがちょこんと鎮座しているのではなく、コーヒーの中にソフトクリームがたっぷり。両方が主役の飲み物、いやデザート?です。

バニラアイスに熱いエスプレッソをかけたアフォガードと構成的には似ていますが、この "Cold Brew Float" の方がこれからの季節にぴったり。コーヒーはその名の通り、12~24時間かけて低温で抽出したもの。熱いコーヒーを冷ましたものより香りが良く、これだけのソフトクリームに負けません。

このバランス感、モントリオールらしい。

この Cold Brew Float がいただけるのは、ローリエ (Laurier) の駅を出てすぐの Noble Café
元々アイスクリーム屋さんだった小さなお店で、店内に席はありませんが、今の季節はテラス席でコーヒーやアイスクリーム、そして、こんなものも楽しめます。
noble-cafe-coffee-shop-montreal
ブラウニーサンド!
ちょっと温めたブラウニーにアイスクリームを添える定番をアレンジした逸品、これには温かいラテかアロンジェが合います。
noble cafe
営業は朝7時から。午後4時閉店ですので、ご注意を。

Noble Café
430 Laurier Est  Montréal


orchestra
モントリオールはアートな街。
街のあちこちに絵が溢れ、地下鉄の駅やストリートには音楽が流れ、通りや広場では様々なパフォーマンスが繰り広げられています。

アーティスト、ミュージシャンが人口比にするとかなり高いこの街。モントリオーラーのオープンな気質とアートに対する感受性、それに加えて環境が、モントリオールをモントリオールたらしめているのだと思います。

その街で、この夏、注目のイベントが、モンロワイヤルでの野外オーケストラです。

単なる野外コンサートではありません。オーケストラです。しかもモンロワイヤルの山頂で。

モントリオールのパノラミックビューと音楽鑑賞。
想像しただけでワクワクします。
orchestra night
開催は、7月27日 20:00から22:15
無料です

L'OM prend l'air sur le Mont-Royal





beach
モントリオールに海はありませんが、「ビーチ」はあるんです。

五大湖のひとつ、オンタリオ湖からはじまるサンローラン川。英語ではセントローレンス川と読みます。全長約1200キロにも及ぶこの川の流域には、カナダのオンタリオ州とケベック州、そして、アメリカ合衆国の9つの州が含まれ、日本でいうと東京から福岡までの距離になります。
そして、流域面積は利根川の60倍以上、103万km2あるのですから、感覚としては海のようです。

さて、モントリオールのビーチがあるのは、このサンローラン川に臨むオールドポートの時計台前。砂浜のビーチから見えるのは、ジャック・カルティエ橋で、1534年にこのサンローラン川を発見したフランス人探検家の名がついた橋です。

ビーチは本日からオープン、海開き改め「ビーチ開き」です。
6/10までは土日のみ、6/15から9/3までは毎日、月火水は11-19時、木金土日は11-21時までの営業です。
おすすめは、花火が上がる土曜日。なんたって、このビーチからの眺めは最高です。さらに花火の日は23時までの営業ですので、余韻まで楽しめますよ。
beach night
FYI
普段は$2、花火の日は$5の入場料です。
Clock Tower Beach


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日本はそろそろイチゴの季節も終盤ですが、ケベックはこれからが旬。甘いだけではなく、香り豊かな甘酸っぱいイチゴがマルシェに並びます。

青空のもと、マルシェに並ぶイチゴは圧巻。そこに、ブルベリーやラズベリーも加わって、目にも美しい。これから訪れる初夏を、目から全身に感じとり、何とも幸せな気持ちになります。

さて、モントリオール近郊には、気軽にイチゴ狩りができるところがあります。車で20分ほど行ったところにあるLa Ferm

6月中旬から8月まで、15種類ものイチゴの他、ブルベリーやラズベリー狩りも楽しめるこの農園。ベリー類だけでなく、季節ごとに、春はメープルタフィー作り、夏から秋は野菜狩りやかぼちゃ狩り、冬にはクリスマスツリー狩りまで、様々なイベントが用意されています。

ニワトリやブタ、羊に七面鳥、ウサギ、牛など、農家らしい動物園もありますので、お子様連れにもおすすめ。なんせモントリオールから近いので、ゆっくり起きた休日のお出かけに、是非。


Lobster festival
ロブスターの季節到来。

5月27日(日曜日)正午から午後9時まで、モントリオールで開かれるアウトドア・フードフェスティバル、Lobster Clam Jam
シーフードはもちろんですが、それだけではありません。40以上のレストランが参加し、それぞれ趣向を凝らしたメニュー(各店2種類)を提供する屋外イベント。2013年に始まった歴史は浅いお祭りですが、音楽あり、お酒あり。お祭り大好き、おいしいもの大好きのモントリオールらしいイベントで、例年大人気です。
会場では、"Clam"と呼ばれる$3に相当するチケットを使って、食べ物や飲み物と交換するシステムなのですが、入場料とClam5枚で$40、15枚なら$65ですから、15枚のセットを買った方がお得です。ほとんどの食べ物やドリンクがClam2枚、ちょっと豪華なメニューは3枚、4枚必要ですが、15枚セットなら、かなり楽しめるはずです。
そして、せっかくなので、ロブスターの丸焼きを!
東カナダならではの、地元の味、旬の味は最高です。
どんなものがいただけるかは、こちらでチェックを。


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たまにはこんなブランチを。

モントリオールも他の主要都市の例に漏れず、中華街があります。横浜やニューヨーク、トロントに比べたらこじんまりとしていますが、広東料理に四川料理、鴨のローストの持ち帰り店、ベトナムサンドやフォーのお店、中国系のパン屋さんにアジア食材が何でも揃うスーパーまで、一通り揃っていて事足りますし、どれも満足レベル。足繁く通ってしまいます。

さて、普段は夜に行くことが多い中華街ですが、ブランチに飲茶をいただくのも楽しいもの。どれも3個か4個のポーションですので、3人以上のグループで行くのが良いです。飲茶のお店はいくつかあり、ハズレに当ったことはありませんが、特におすすめを。

どちらも、巡回するカートからお好きなものを。みんなでワイワイ楽しみましょ。

Chinatown Restaurant Kim Fung
場所はこちら
飲茶は開店の朝10:00から

Ruby Rouge
場所はこちら
飲茶は開店の朝8:30から


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モントリオールのマカロン専門店、Point G(ポワン・ジェー)

モントリオールでカフェを開くとき、店内の家具や機器のことを教えてくれたのがここの店主でした。商品もポップなら、この方もポップ、髪をピンクに染めたおじさまでした。

マカロンがいつの間にか高級プティガトーになっている日本ですが、このお店では12個で18カナダドル。日本円にしたら、1個130円ほど。本当に手頃で、手土産にぴったりです。更に、先週末は、1個1カナダドルというウィークエンドのお楽しみまで提供するサービス精神。

ここのマカロンは、色もポップで味もしっかり、それぞれの味の特徴があります。小ぶりだけどインパクトが強く、印象にしっかり残ります。

モンロワイヤルの通りにお店を構えて10年目、地元に愛される、モントリオールらしいお店です。




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モントリオール発祥のビーガンレストラン、Copper Branch

色とりどり、食感の変化もあるおいしい野菜やお豆が主体です。

多くの移民、各国のコミュニティがあるモントリオールでは、中近東料理のファストフード 店が多いのですが、おしゃれなビーガンとなると、ファストフードとは呼べない感じがあります。写真のボール状のものはファラフェルというヒヨコ豆のコロッケ。中近東料理の定番ですが、「ビーガン」の一品といわれると、おしゃれ感が増します。

「ビーガン」とは、日本語にすると、完全菜食主義。一般的なベジタリアンが肉や魚を食べないのに加え、ビーガンは、卵、乳製品、はちみつも口にしません。

何だか管理が大変そうですが、健康志向が年々強くなるモントリオールでは、ビーガンレストランやビーガン用の食品店、食品コーナーもあり、野菜やお豆を、どう美味しくバラエティ豊かに食べるか、という工夫がされています。

何より「食べて身体にいい感じ」に満足。週に1回位のペースでビーガンにするのもいいかも知れません。

ビーガンのパンやマフィンもありますが、こちらはかなり普通のと違います。滋味深くて、それはそれで良いのですが。卵なし、乳製品なしのマフィン、、研究してみようかしら。



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昨日につづき、モントリオールの水辺から。

間もなくはじまるテラスの季節。テラスで過ごす時間は、今まさに最高の瞬間!という実感の連続。少しくらい寒くても、モントリオーラーがこぞってテラス席を選ぶ気持ちがわかります。

街中のカフェやレストランのテラスも良いですが、空気も景色も最高、というのを求めるなら、モントリオール島の西の果て、Saint-Anne-de-Bellevueへ行ってみましょう。
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サンローラン川沿いのテラス席は、モントリオールで一番の特等席。

ああ、テラスが恋しい。


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モントリオールの台所、アトウォーターマーケットからすぐのCanal Lacine(ラシーン運河)
ここに、夏の間だけ限定のフローティング・バーがオープンします。

その名も、Canal Lounge(カナル・ラウンジ)

40年以上前に造られたボートを改造したバーは、天井がガラス張り。開放感があり、長い一日の終わりに、夕日を眺めながらお酒が楽しめます。
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自家用ボートを持たずとも、いや、持つまでの間は、ここに来ましょう。

近くにサイクリングロードが続いているので、自転車で来て、ちょっと立ち寄るのがいいです。水辺をサイクリング、そして水上で寛ぐ。最高です。

ここに来ると、毎日がバケーションのような終わり方ができます。

今年のオープンは5月27日です。

待ち遠しい!
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モントリオールで見つけたキュートなアボカド。

カット面にツヤがあり、見た目に美しい。

アボカドは常備品の我が家ですが、さすがにこんなアボカドは初めてです。

実はこれ、ドーナツ。

ツヤツヤはグレーズ。味はアボカドではありません。

こんな楽しいドーナツを作っているのがこちら、DoughNatsです。

こちらのシェフNathalieさんは、3つの学位を持つ犯罪学者。それだけでも異色ですが、更に5人の子育てに一段落して、大好きな料理の道を選び、このお店をオープンしたというから、すごい!

こちらのドーナツ、小さめですので、ギルティ(罪悪感)を感じないとか。さすが、犯罪学者のお知恵が垣間見えるような気もしますが、、それでも2〜3個はいけてしまうので、結局、大きめのドーナツと同じくらいのカロリー摂取は覚悟しましょう。

お店はダウンタウンから少し離れたところにありますが、お店までに買いに行ったのなら、カロリー消費のためにもオレンジジュレップまで歩くのもおすすめです。同じDecarieの道を歩いて30分ほど。ドーナツを買って、歩きながらつまんで、オレンジジュースで〆る。Decarieの新しい楽しみ方です。

前日の正午までにオーダーすれば翌日$5でデリバリーをしてくれるので、人が集まる時など最適です。デリバリーは1ダース($20)以上からです。

 

waffle
最近、オールドモントリオールにオープンしたワッフルのお店、Lapop
スティックがついたワッフルにチョコレートやフルーツ、ナッツなど様々なトッピングができる、見た目もキュートなワッフルです。

オールドモントリオールを散歩しながらのおやつに、暖かい晴れた日はちょっと遅めの朝ごはんにぴったり。フォークとナイフでいただくワッフルも良いけれど、楽しいポップなワッフル片手に、これからの季節を楽しめそうです。

住所:436 Saint-Francois-Xavier
10時~18時の営業、日曜休みです

カバナシュクル1
日本でもおなじみのメープルシロップ。ケベックはメープルの紅葉が有名なので、メープルシロップも秋のイメージが強いのですが、実はその旬は春先。今が、まさにメープルシロップの季節です。

メープルシロップはメープルの樹液を煮詰めて作られます。1リットルのメープルシロップを作るのに必要な樹液は40リットル。樹液を集めて煮詰める作業は、今でこそ大きな工場でも行いますが、昔は砂糖小屋、フランス語でCabane à sucre(カバナシュクル)と呼ばれる小さな小屋で行われていました。

この時期、今も残るカバナシュクルでは、メープルシロップの収穫祭が行われていて、昔ながらの伝統料理を楽しめます。
この料理、初めて体験したときは驚きでした。オムレツやポテト、パンケーキ、メープルで作ったソーセージにコールスローなどの素朴な料理な料理が運ばれてきて、好きなだけお皿に盛ってくれるのですが、この全てにメープルシロップをたっぷり、なみなみとかけていただくのです。
おかずに甘いシロップ?と最初は恐る恐るちょっとずつかけておりましたが、メープルシロップの自然本来のすっきりした甘みがよく合います。メープルを存分に味わうための脇役としてこれらのおかずがあると思えるほどです。

さて、料理を好きなだけ堪能し、デザートのメープルタルトをいただいたら、さらにお楽しみ、雪の上に煮詰めたメープルシロップを流してつくるメープルタフィーが待っています。
メープル
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これがなければ春は始まらない、毎年の必須行事。モントリオール郊外には200ものカバナシュクルがあり、各家庭やグループで行きつけのカバナシュクルがあったりします。私などは色々行ってみたいので、今年はどのカバナシュクルへ行こうか、というのがこれまた楽しい悩みです。
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モントリオールから近いカバナシュクル
Cabane à Sucre Bouvrette

Sucrerie de la Montagne

モントリオールで大人気のレストランのカバナシュクル、こちらも大人気で予約困難
Cabane à Sucre Au Pied de Cochon


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今や、世界中でお目にかかれるようになったお寿司。モントリオールにも寿司を提供するお店がたくさんあります。 

とは言っても、新鮮で信用のおける海産物はサーモンくらいなので、寿司といっても巻き寿司が主流です。素材は限られていますが、そこはクリエイティブな街。いろんな工夫がされていて、逆輸入したいメニューもあります。

まず、モントリオールの巻き寿司といえば「カミカゼ」。サーモンやカニカマ、キュウリなど具沢山の太巻きに辛いチリパウダー入りのマヨネーズと天かすが入っているのが特徴です。これは、巻きたてを食べるのがお約束。天かすがサクサクッとしているうちに。

ベジタリアン向けには、玄米の酢飯にナッツや人参の千切りが入った巻き寿司も。香ばしく、特に女性にウケる逸品で、サラダ感覚で食べられます。

それから、スモークサーモンとクリームチーズの巻き寿司。ベーグルサンドの定番の具を、そのままお寿司にアレンジしていて、更にアボカドが入っていたりするとかなり美味、これもモントリオールらしい巻き寿司です。

この街で人気の巻き寿司ですが、グルメなモントリオールの友人は、寿司は日本でしか食べません。そして彼の辞書では Sushi = 握り寿司。巻き寿司は眼中にないようです。逆に私は、握り寿司ではなく「巻き寿司」の方を食べたくなったりするのに、面白いものです。

そうそう、「サーモン軍艦巻き」もモントリオーラーには人気があります。サーモンの角切りを辛いマヨネーズで和え、天かすを混ぜて軍艦にのせたもの。人気のポイントはカミカゼと同じ、スパイシーとサクッとした食感、これが決め手になっています。


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モントリオールにあるシェアオフィス Fabrik8、ジャンタロンマーケットからほど近い、マイルエクス(Mile-Ex)と呼ばれる地域にあり、ゲーム製作会社やアパレルなどクリエイティブな会社が色々と入っています。

このシェアオフィスがこれから更にスペースを拡張し、来年の夏には1名から500名までの会社に対応可能なワークスペースになるプロジェクトが始まろうとしています。
屋上にはテラスとバスケットボールコート(冬にはスケートリンクになります!)、ラウンジ、ジム、卓球などができるゲームスペース、ヘルシー志向のカフェテリア、そして何と Zen(禅)スペースも設けられます。更に空気や水、ライティングにまでこだわって、Well Certified Building(オフィスやアパートの環境スタンダード)認定のモントリオール第一号になりそうです。
コンセプト(efficiency、shareing、well-being for employees)にあるように、従業員が働きやすい最高の環境が整い、そこにクリエイティブな会社が集まって、プラスの効果が生まれること間違いなし。

人生の多くを過ごす仕事の時間。環境がどれだけ重要か、モントリオーラー達が体現してくれています。
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Fabrik8



お祭り
冬の終わりを告げるお祭り、Cabane Panache et bois rondという「木こり祭り」が、今週末、モントリオールのベルダン地区で開催されます。

このお祭りでは、音楽はもちろん、昔ながらの料理や身体を温めるウイスキー(カナダ産のクラウン・ロイヤル)の他、丸太カットの実演ショー、紙作りのワークショップなど、木こりにまつわる様々なイベントを楽しめますが、その中で面白いのが「床屋」の出店。昔は床屋が木こりのキャンプを転々とし、今で言う「出張ヘアカット」をしたそうです。

また、メープルシロップの収穫時期を間近に控え、その前哨戦とも言えるこのお祭りでは、メープルトフィが無料で提供されます。煮詰めたメープルシロップを雪の上に垂らすことで急速に冷やして柔らかな飴(トフィー)にする、ケベコワなら必ず体験したことがある春の風物詩。自然の恵みを体感しましょ。
メープル

Cabane Panache et bois rond 2018


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バレンタイン仕様?のクロワッサン。

ラズベリークロワッサンやマンゴー&パッションクロワッサンなど、最近のモントリオールには、ユニークで美味なクロワッサンが増えています。

これで始まる朝は、何だか楽しい。

 

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ケベックの名物料理に Poutine(プティン)というものがあります。
基本形は、フライドポテト+チーズカード+グレービーソースという、日本ではなかなかお目にかかれない組み合わせです。先週は、モントリオール・プティンウィークと題して、市内のレストランやファーストフード店が趣向を凝らしたオリジナリティ溢れるプティンを提供するイベントがありました。

写真は、人気ナンバーワンに輝いた、Le Gras Dur Poutine というお店のシーフードプティン。ロブスターがゴロゴロ乗り、グレービーソースの代わりにロブスタービスクとピーナツソースがかかったリッチなプティンです。
poutine
こちらは、審査員が選んだナンバーワン、Taboo Cuisine Rebelle Poutine のゾンビプティン。

ポテトとチーズカードにホワイトビールで煮込んだプルドポーク(煮込んでほろほろに崩した豚肉)やブルスゲッタ(トマト)が加わり、そこにポルト酒入りデミグラスソース、ジャックダニエルのソースとケイジャンサワークリームがかかっています。読んだだけで酔っ払いそうですが、なんでもアリのプティンの世界。えー⁉︎っと驚くかも知れませんが、決して怯むことなかれ。熱々を頬ばりましょう。
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これがプティンの基本形。厳しいケベックの冬を乗り越えるエネルギー源としては理に適った食べ物ですが、深夜、遊んだ後の〆(シメ)として食べるケベコワも多く、24時間営業のお店は、丑三つ時に混み合っていたりします。

個人的には、フライドポテトはそのままの方が好きなのですが、経験としては食べてみるべし。ハマる方も結構多いようですので。


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チョコレート好きにオススメ!モントリオールのチョコレートツアーMontreal Ultimate Chocolate Tourのご案内です。

モントリオールに数あるショコラティエ、これまではフランスのヴァローナやカカオバリー、ベルギーのカレボーなどのメーカーから材料としてのチョコレートを仕入れて、ボンボンやタブレットに加工するのが一般的でしたが、近年、これにちょっとしたムーブメントが起こっています。材料としてのチョコレートを仕入れて加工するのではなく、カカオ豆からチョコレートを作る、Bean to Bar と呼ばれる、本当のオリジナルチョコレートを作る小さなお店が増えているのです。

このチョコレートツアーは、そんなモントリオールのチョコレート最新事情を半日で学ぶツアー。マイルエンド地区のオリジナルチョコレートを作るショコラティエからスタートしてプラトー地区まで、4時間半ほどかけて歩いて巡ります。もちろん、テイスティングするだけではありません。カカオ豆からチョコレートを作る製造工程を見学したり、チョコレートの起源や歴史から味を表現するボキャブラリーまで、チョコレートに関するありとあらゆるエトセトラを学びます。また、ガイドさんや訪れるお店の店主はモントリオール大好き、街についての話も聞けますよ。
ツアーの最後は、こちらのショコラティエ。テイスティングもありますが、お土産も色々買いたくなりそうです。

9種類以上のチョコレートテイスティング、ランチ、ドリンクなどお楽しみが盛り沢山で88.24カナダドル。英語でのガイドですので、予めご留意を。
Montreal Ultimate Chocolate Tour

 

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おしゃれな朝食の定番、フレンチトースト。

昨日ご紹介した Lémeac の名物でもあります。 こちらでは、ブリオッシュをベースにしたフレンチトーストに、ブランチにはバナナをたっぷりのせて、デザートには自家製アイスクリームと自家製メープルキャラメルをたっぷりかけて出しています。

フレンチトーストは、パンを牛乳と卵と砂糖の液に漬けてから焼くものですが、ここのデザートバージョンはひと工夫もふた工夫もされています。

なるべくふわふわのブリオッシュを使用。そして、卵、牛乳、生クリームと砂糖の液には少量のスパイス類が入り、甘さを引き締めるアクセントに。液に浸したら、厚いフライパンにバターを熱して両面焼き、さらにオーブンに入れて7~8分。こうして、外はカリッと、中はしっとりふんわりのフレンチトーストが焼きあがります。

上にのせる自家製アイスクリームも特筆もの、ドルチェ・デ・レチェ(牛乳のジャム)入りで、ミルク感たっぷりです。更にメープルキャラメルがかかっているのですから、これぞ、モントリオールのフレンチトースト!といった感じです。

少々気をつけたいのが、フランス語メニューの表記。ブランチには Pain doré(パン・ドレ)、デザートは Pain perdu(パン・ペルデュ)という名前で出しているので、混乱なきよう。英語メニューは両方 French toast (フレンチトースト)です。

ちなみに、パンドレ はフランス語で「黄金のパン」、パンペルデュ は「だめになったパン」という意味で、主に前者はケベックで、後者はフランスでそう呼ばれているようです。ケベックの方がポジティブな呼び方で、何だか気質が表れていて微笑ましい。

Lémeacのテラス席は、冬でも暖房が効いていて心地よいです。テラスでフレンチトーストをいただきながら春を待つことといたしましょう。



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モントリオールの神なる山、Mt-Royal(モンロワイヤル)は、冬もにぎやか。ビーバーレイクでのスケートはもちろん、チューブなど、子どもから大人まで楽しめるアクティビティが目白押しです。

さて、昼に思いっきりスポーツを楽しんだら、夕刻からトレッキングに出かけませんか?

2月の毎週金曜と土曜の18時から、ガイドつきでモンロワイヤルを歩くSnowshoes excursion というアクティビティがあります。2.5~3kmを1時間半ほどかけて歩くツアーで、参加費はひとり$22。歩くといっても、冬の夜に普段行けないような「秘密の場所」へも連れて行ってくれる、なかなかできない冒険のような経験です。

そして、お楽しみはホットチョコレート。冬の雪山では何よりのご馳走です。目の前に広がる初めての世界に心身ともにリフレッシュ、多少の筋肉痛は覚悟しますが、翌日は土日ですから、休みならゆっくり眠れますし。

2月14日のバレンタインデーには特別に開催、雪の中でスパークリングワインとチョコレートが楽しめますよ。参加費は$30ですが、バレンタインディナー前に、レストランのウェイティングルームで過ごす代わりにいかがでしょうか?

Les amis de la montagne(レザミ・デ・ラ・モンターニュ)という団体が行っています
Snowshoe excursion
バレンタインデースペシャル



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今日のレストランは、プラトー地区のお洒落なローリエ通りにある、Lémeac
こちらでは、一日の終わり、22時以降にお得なメニューを提供しています。

前菜とメイン、コーヒーで$28。このお得なサービスが始まった当初は、22時からの$22メニューだったのですが、少しづつ値上がりしています。それでも充分お安い。

メニューは、肉も魚もベジタリアンオプションもあって、バラエティに富んでいる上、質もボリュームも申し分なし。誰もが満足できる内容です。個人的には、前菜が肉ならメインはシーフード、またはその逆のオーダーにしています。

いつ行っても満足しますし、どなたをお連れしても好評。したがって、何度も足を運ぶうち、ほとんどの22時からのメニューを制覇しました。フランス語がわからないうちは見るのも辛いメニューで、英語メニューに助けを求めていましたが、興味のあるものは覚えるものですね。今ではフランス語メニューの方がしっくりきて、料理の画像が浮かびます。
Lemeac
写真は " Pot au feu de saumon à la fleur de sel " サーモンのポトフ。 大きな蓋付きのキャセロールに入って出てきます。味の決め手は、フルールドセル(塩の精華と呼ばれる質の高い大粒の天日塩)、シンプルですが、素材そのものの味が引き立っていて、寒い冬にはぴったりです。

時間は少々遅めですが、夜遊び大好きのモントリオーラーにとっては、22時は夜のはじまり。いつも混んでいますので、予約して出かけましょう。

Lémeac


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今日は、モントリオールのハイエンドなお店が集まるベルナール通り(rue Bernard)にあるシーフードレストラン Le Pier 66 のご紹介です。

毎日、18時以前と21時以降は Table d’hôte を $24で提供しています。というのも、この通りにはテアトル・ウートウルモン(théâtre Outremont)があり、ショーの前後に食事を楽しむお客さん向け。ニューヨークのブロードウェイとまではいかずとも、同じような気分が味わえます。
 
もちろん、ショー以外のお客さんもウェルカムです。更に嬉しいことに、火曜と水曜はドリンク1杯オーダーで、牡蠣が$1で提供されます。 
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こちらは、土日のブランチメニュー、自家製シーフードのスモーク類とベーグル、野菜やピクルスのセットです。プレゼンテーションが何とも素敵で、幸福感は最高潮に達します。しかも、たっぷり二人前あって$16と、かなりお値打ち。

このレストラン、ローカルのシーフードにこだわっていて、アジアの魚は出さないそうな。オープンしてもうすぐ2年、今後も楽しみです。

Table d’hôte は、牡蠣3ピースか本日の前菜+アラカルトから一品で$24
Le Pier 66


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冬がまだまだ長引くそうなので、何か楽しい話題を、と思い、モントリオールのお得なおすすめレストランをいくつかご紹介しようと思います。

今日はモントリオールの真ん中、サンローラン通り(boul St-Laurent)にある、ステーキレストラン Moishes - 今年80周年を迎える、老舗ステーキレストランです。

もともと、"Romanian Paradise" という店名だったことからも伺えるように、ユダヤ系のレストラン。第二次世界大戦の開始と同時に現在の店名に変更しました。そんなエピソードからも、当時の世界情勢を少しだけ想像することができます。

さて、ユダヤ系ステーキの特徴は?といいますと、オリジナルスパイスを使ってシンプルな炭火焼にし、肉そのものの美味しさを堪能できることです。

このスパイスは、東ヨーロッパのピクルス用スパイスから発展したもので、スモークミートの老舗 シュワルツ が最初に作ったと噂されています。今では「モントリオールステーキスパイス」として(このレストランのものは Moishes Steak Spice として)スーパーなどでも売られていますが、基本は、ガーリック、コリアンダー、黒こしょう、カイエンペッパーフレーク(唐辛子)、ディル、そして塩のブレンド。各レストランやメーカーによって、その他のスパイスを加えたり、配合を変えたりしているようです。

さて、レストランに話を戻して、何がお得かと言いますと、、
水曜から土曜までの21時以降、前菜とメインで$29になるサービスがあるのです。

夜遅めの食事でも大丈夫、という方にはぴったり。そうでなくとも時間を調整するだけの価値があります。
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ステーキは、ポテトとピクルス、コールスロー付き。真っ白なテーブルクロスに映える、シンプルで凛とした食卓です。

お得な時間帯でも少しお洒落をして出かけましょう。あなたもモントリオールの歴史の一部になるのですから。


Moishes

21時以降のメニュー


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Restaurant L'Inconnu 
5115 St Laurent

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L'Entre-Pots 
1995 Rue Masson

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Le Vieux Velo
59 Beaubien Est

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Sparrow
5322 St- Laurent

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Arts Cafe
201 Fairmont West

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Larry's
9 Avenue Firmount Est

厳しい冬の至福の時間、ブランチタイム。
テラスの季節になるまでは、室内でゆっくり楽しみましょう。


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