今日はバレンタイン。バレンタインといえばチョコレート。女性が男性にチョコレートを渡して想いを告白できる日と認識しています。

が、そんなことを言うと、四半世紀前の話と笑われそうなほど、最近は聖なる日が形を変えています。義理チョコはもとより友チョコなど、イベント化が年々進んでいて、大量に作れる友チョコレシピも出回り、手伝うママも大変とか。

モントリオールのバレンタインは、恋人のための日、結婚記念日のようなものでしょうか。

この日は、手に花束を持って街ゆく男性をよく見かけます。それがどんな人であろうと、サマになって見えるのは、滲み出る幸せのオーラから。もちろん、チョコレートもプレゼントとして贈られるので、ショコラティエは特別の賑わい。バレンタインディナーを謳い、軽く便乗するレストランもあります。

モントリオーラーの友人曰く、バレンタインは「リセットの日」。お互いに相手を思いやる、そんな良い機会になると言います。花束やチョコレートのプレゼントにバレンタインディナー、「ハッピー・バレンタイン!」を合言葉に、ドラマや映画の中の世界がこの日は普通に行われています。男性が主導というわけでもなく女性も一緒にこの日を盛り上げる。彼と彼女、2人が主役です。

ジョワ・ド・ヴィーヴル(人生楽しく)と男女平等。

バレンタインにも表れているこの2つのことば。毎年2月14日になると思い出し、モントリオールの良い面を再認識する良い機会になっています。

ハッピー・バレンタイン!

chole(ショコラティエ)
https://leschocolatsdechloe.com