きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

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モントリオールは、地下鉄やバスを使えば、どこでも自由に行ける街。BIXIというシェアサイクルもあって、交通手段に困ることはありません。

自動車のシェアリングサービスも、実はかなり早くからスタートしています。
モントリオールでよく見るこの車、”Communauto” (コミュノト) がスタートしたのは1994年、北米で最初の自動車シェアサービスで、わずか24台から始まったそうです。

今や自動車の数は増え続け、モントリオールでは4,000台が稼働しています。
モントリオール以外でも、ケベックシティ、トロント、オタワ、ハリファックス、エドモントンで展開され、2021年末までに16都市にまで拡大される予定。
カナダ以外では、パリでもサービスを開始しました。

自動車のシェアリングサービスは日本にもありますが、コミュノトがすごいのは、乗り捨てが出来ること。
路上駐車ができる場所が街の至る所にあるモントリオールならではの仕組みなのかも知れませんが、とにかく便利です。

アプリで近くにある自動車を探して予約、使った後は好きな所に駐車しておけば良いのですから。

料金は距離と時間で計算され、一例を挙げると、市内の近場で使い4時間半で26カナダドル(2,200円)ほど。
ガソリン代も保険代も込みです。

最初の保証金と年会費は必要ですが、所有しないで自由が手に入るこのシステム、本当に良い!

ちなみに、冬は雪かきタイムとして最初の15分は無料です。

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モントリオールにあるシェアオフィス Fabrik8、ジャンタロンマーケットからほど近い、マイルエクス(Mile-Ex)と呼ばれる地域にあり、ゲーム製作会社やアパレルなどクリエイティブな会社が色々と入っています。

このシェアオフィスがこれから更にスペースを拡張し、来年の夏には1名から500名までの会社に対応可能なワークスペースになるプロジェクトが始まろうとしています。
屋上にはテラスとバスケットボールコート(冬にはスケートリンクになります!)、ラウンジ、ジム、卓球などができるゲームスペース、ヘルシー志向のカフェテリア、そして何と Zen(禅)スペースも設けられます。更に空気や水、ライティングにまでこだわって、Well Certified Building(オフィスやアパートの環境スタンダード)認定のモントリオール第一号になりそうです。
コンセプト(efficiency、shareing、well-being for employees)にあるように、従業員が働きやすい最高の環境が整い、そこにクリエイティブな会社が集まって、プラスの効果が生まれること間違いなし。

人生の多くを過ごす仕事の時間。環境がどれだけ重要か、モントリオーラー達が体現してくれています。
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Fabrik8



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