雪すべり2

モンロワイヤルへ出かけましょう!

そこは、雪国ならではのお楽しみ、ウインタースポーツのパラダイス!スキーにスケート、クロスカントリーと、モンロワイヤルの地形を活かした冬のアクティビティを求める人々で賑わっています。さあ私も!と続きたいところですが、「滑る」スポーツは得意でないのですよ、残念ながら。

スケートは2〜3回しかやったことがありませんが、中学生の頃、転んでお気に入りの服が破けたのを最後に、もうやるものかと心に決めました。スキーを始めたのは20歳を過ぎてから。「私をスキーに連れてって」からのブームに乗って、若者がこぞってゲレンデへ向かった時代です。ウェアと道具にOLの薄給2ヶ月分を使い、せっせと雪山に通ったのですが、全くうまくならない。というか、子どもの頃からやってる人には敵わない、と感じたのです。英語と同じですね。
時間とお金の無駄だと思い、やめました。

と、ウインタースポーツには 、あまり良い思い出がない私。ところがある日、誘い上手な友人家族に連れられ、モントリオールの雪山、モンロワイヤル山頂行きのバスに乗っていました。山頂行きといっても、特別なものではありません。市営バスのルート内なので、モントリオール市内からなら$3で行けます。手ぶらでバスに乗った私たち。スキーでもスケートでもないオモシロイものがあるらしく、それが目的です。

バスに揺られること15分、モンロワイヤル山頂に到着し、目に入ったのは、スケートをする人々と何やらタイヤのようなものに乗って斜面を滑り降りる人々です。「チューブ」と呼ばれるこのアクティビティ、初心者だろうが関係なく、子どもも大人も楽しめます。だって、ゴムのチューブ(タイヤ)に乗ったら、あとは身を任せて滑り降りるだけですから。
斜面は緩やかに見えますが、これが結構スリリング。最初は恐怖で大声、いや奇声をあげてしまいましたが、そのうちどんどん楽しくなります。子どもも大はしゃぎ。キャーっという叫び声とともに凄い勢いで滑っています。11歳までは$4、12歳以上は$9の1日券で滑り放題。手ぶらで気軽なモントリオールの「ウインタースポーツ」

いやー、本当に楽しいですよ。

ただし、リフトはございません。
斜面を登るのは自力で。。
雪すべり1