きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

カテゴリ: お菓子

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モントリオールのマカロン専門店、Point G(ポワン・ジェー)

モントリオールでカフェを開くとき、店内の家具や機器のことを教えてくれたのがここの店主でした。商品もポップなら、この方もポップ、髪をピンクに染めたおじさまでした。

マカロンがいつの間にか高級プティガトーになっている日本ですが、このお店では12個で18カナダドル。日本円にしたら、1個130円ほど。本当に手頃で、手土産にぴったりです。更に、先週末は、1個1カナダドルというウィークエンドのお楽しみまで提供するサービス精神。

ここのマカロンは、色もポップで味もしっかり、それぞれの味の特徴があります。小ぶりだけどインパクトが強く、印象にしっかり残ります。

モンロワイヤルの通りにお店を構えて10年目、地元に愛される、モントリオールらしいお店です。




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一旦は春の気配が感じられたのに、また冬に逆戻り。

外は冷たい雨です。

そんな日こそ、お茶の時間は貴重です。何より心が安らぎます。

お茶の時間、といってもコーヒーの日がほとんどですが、シンプルなお菓子は、コーヒーにも紅茶にもホットミルクにも、よく合います。

今日は、アイルランドのクッキーメーカーGrahansのショートブレッド。余計なものは入っていません。素直な味でおいしい。

パッケージに惹かれて買ってみましたが、当たりです。特別ではないのですが、シンプルで飽きません。病みつきになる、とか、これしかない!という決定打ではないのですが、バランスが良く、これぞショートブレッド、という味と安心感。

また買うならこれかな。



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最近、ハマっているもの。

何ともいえずハッピーな気持ちにさせてくれるこのパッケージ。一目惚れし、以来ヨーグルトコーナーでは毎回これを選んでいます。

Chobani のヨーグルト。
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カップも美しく、見ているだけで幸せになります。
成分表示などの記載は外側の紙の部分にしてあり、カップには無駄な表示がありません。カラフルで活き活きとした絵が引き立ちます。

このChobani、今年で10周年を迎えたヨーグルトメーカー。アメリカではギリシャヨーグルトの草分け的な存在です。どの商品もとても濃厚でクリーミー。ひと口ごとに美味しく、きっかけは見た目でしたが、中身でリピートしています。

トルコ出身のHamdiさんが、自国のような美味しいヨーグルトを作りたい!という情熱で始めたビジネスは、その美味しさで人気を博し、拡大の一途をたどっています。

このパッケージとは違いますが、機内食にも登場するChobaniのヨーグルト。機内でそれを食べ終えると、間もなく日本へ到着です。
美味しいヨーグルト作りにこだわり、見た目で楽しさをプラスする。そのスピリットは容器のフタの裏に書かれたメッセージにも表れています。
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ちなみにChobaniとは、トルコ語で「羊飼い」のこと。社名のに込めたのは、情熱を持った働き者への想い。社員への期待と感謝の気持ちは、労働条件や福利厚生の充実にも表れていて、それが商品の品質、そして会社の成長につながっているようです。

ニューヨークに2店舗、テキサスに1店舗、カフェもあります
ぜひ、行ってみたい。


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モントリオールで見つけたキュートなアボカド。

カット面にツヤがあり、見た目に美しい。

アボカドは常備品の我が家ですが、さすがにこんなアボカドは初めてです。

実はこれ、ドーナツ。

ツヤツヤはグレーズ。味はアボカドではありません。

こんな楽しいドーナツを作っているのがこちら、DoughNatsです。

こちらのシェフNathalieさんは、3つの学位を持つ犯罪学者。それだけでも異色ですが、更に5人の子育てに一段落して、大好きな料理の道を選び、このお店をオープンしたというから、すごい!

こちらのドーナツ、小さめですので、ギルティ(罪悪感)を感じないとか。さすが、犯罪学者のお知恵が垣間見えるような気もしますが、、それでも2〜3個はいけてしまうので、結局、大きめのドーナツと同じくらいのカロリー摂取は覚悟しましょう。

お店はダウンタウンから少し離れたところにありますが、お店までに買いに行ったのなら、カロリー消費のためにもオレンジジュレップまで歩くのもおすすめです。同じDecarieの道を歩いて30分ほど。ドーナツを買って、歩きながらつまんで、オレンジジュースで〆る。Decarieの新しい楽しみ方です。

前日の正午までにオーダーすれば翌日$5でデリバリーをしてくれるので、人が集まる時など最適です。デリバリーは1ダース($20)以上からです。

 

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前回のサンデーブランチの食後はチーズケーキでしたが、今回はバナナプディング。しかもワッフルを食べた後に、です。

メニューに「バナナプディング」とあるのを見て、バナナの香りいっぱいのプディングを想像していましたが、出てきた瞬間にそうでないことはわかりました。それは、プディング部分の色がきれいな黄色だったから。案の定、プディング自体はバナナの香りはほとんどせず、トップに刺さっているバナナの飴がけが、バナナプディングたらしめる助けをしている感じでした。ウエハークッキー(ソフトなクッキー)が入っていてトライフルのよう。バナナトライフルと呼ぶ方が近い感じです。

一時期プリン作りに凝ったことがあり、基本のカスタードプリンをはじめ、かぼちゃのプリン、さつまいものプリン、そしてバナナプリンをよく作りました。香り高いバナナプリンを作るには、よく熟したバナナが必要で、必然的にプリンの色が悪くなります。かぼちゃやさつまいもは、きれいな色でかつ美味しいプリンができるのですが、バナナだけは難しい。そんなことを思い出しました。

美味しかったのですけどね、バナナプディング。プレゼンテーションも良いですし、プディングの部分がクリーム状なので、こっちの人受けする感じもしますし。自分が抱いていたイメージと違った瞬間、仕事柄、思考が左脳に切り替わってしまいました。

右脳で食べた方が楽しいです、特にサンデーブランチは。


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最近、オールドモントリオールにオープンしたワッフルのお店、Lapop
スティックがついたワッフルにチョコレートやフルーツ、ナッツなど様々なトッピングができる、見た目もキュートなワッフルです。

オールドモントリオールを散歩しながらのおやつに、暖かい晴れた日はちょっと遅めの朝ごはんにぴったり。フォークとナイフでいただくワッフルも良いけれど、楽しいポップなワッフル片手に、これからの季節を楽しめそうです。

住所:436 Saint-Francois-Xavier
10時~18時の営業、日曜休みです

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バレンタイン仕様?のクロワッサン。

ラズベリークロワッサンやマンゴー&パッションクロワッサンなど、最近のモントリオールには、ユニークで美味なクロワッサンが増えています。

これで始まる朝は、何だか楽しい。

 

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今日は、バレンタインデー。

カナダでは恋人の日として、男性が女性に花を贈ったり、カップルでバレンタインディナーに出かけたりする、ロマンチックな日です。

日本では、、チョコレートの日?

この時期は、デパートは言わずもがな、駅構内さえもチョコレート売り場と化して、素通りするのが困難なほど。ポジティブに捉えれば、チョコレートのトレンドを知るには良い機会と言えますが、新しいものや凝ったもの、海外のものが素晴らしいとも限りません。仕事柄、最高級ショコラティエのものから材料としてのチョコレートまで、あらゆるチョコを食べてきましたが、結局飽きないものがいい、疲れないものがいい、という境地に行き着きました。で、今の私的ナンバーワンがこちら、明治ザ・チョコレートです。

なーんだ、などと言ってはいけません。あのクオリティであのお値段、海外ではあり得ません。日本が誇る探究心、技術と味覚と細やかな配慮が集結していて、海外へのお土産にしようと思うほどです。まだ発売して2年半ほどですが、これから、もっともっと進化すると期待です。

チョコレートは嗜好品ですので、あくまで個人の感想ですが、カカオ分の多いしっかりした味わいコンフォートビター(青)、そしてこのシリーズでは外せないミルクの中ではサニーミルク(紫)、一口で虜になったフランボワーズ(ピンク)が特に好み。全部食べてみての感想です。

何だか熱くなってしまいましたが、明治製菓に知り合いもいませんし、宣伝でもなんでもありません。念のため。
 
 

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チョコレート好きにオススメ!モントリオールのチョコレートツアーMontreal Ultimate Chocolate Tourのご案内です。

モントリオールに数あるショコラティエ、これまではフランスのヴァローナやカカオバリー、ベルギーのカレボーなどのメーカーから材料としてのチョコレートを仕入れて、ボンボンやタブレットに加工するのが一般的でしたが、近年、これにちょっとしたムーブメントが起こっています。材料としてのチョコレートを仕入れて加工するのではなく、カカオ豆からチョコレートを作る、Bean to Bar と呼ばれる、本当のオリジナルチョコレートを作る小さなお店が増えているのです。

このチョコレートツアーは、そんなモントリオールのチョコレート最新事情を半日で学ぶツアー。マイルエンド地区のオリジナルチョコレートを作るショコラティエからスタートしてプラトー地区まで、4時間半ほどかけて歩いて巡ります。もちろん、テイスティングするだけではありません。カカオ豆からチョコレートを作る製造工程を見学したり、チョコレートの起源や歴史から味を表現するボキャブラリーまで、チョコレートに関するありとあらゆるエトセトラを学びます。また、ガイドさんや訪れるお店の店主はモントリオール大好き、街についての話も聞けますよ。
ツアーの最後は、こちらのショコラティエ。テイスティングもありますが、お土産も色々買いたくなりそうです。

9種類以上のチョコレートテイスティング、ランチ、ドリンクなどお楽しみが盛り沢山で88.24カナダドル。英語でのガイドですので、予めご留意を。
Montreal Ultimate Chocolate Tour

 

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ブランチの後、デザートが食べたいと言い出した旦那。割と健康に気を使いますが、良い意味で食へのこだわりがないため、好き嫌いなく何でもよく食べます。

そんな彼が、よせばいいのに、商品知識のあまりないサービス係の女の子に、どのデザートがカロリーが低いか、などと尋ねています。この女の子がカロリーについては正解を出せないこと、このお店のケーキのポーションがかなり大きいことはわかっていましたが。

案の定、返ってきた答えは「チーズケーキ」

いや、チーズケーキはカロリーが高いでしょ、と言いたいところでしたが、彼も彼女も「そうなんだ」「そうなのよ」と意見が合致していて、何だかかわいそうになり、やめました。

で、オーダーして出てきたのが写真のチーズケーキ。写真ではわかりにくいですが、日本のそれの倍以上ある、濃厚なニューヨークスタイルチーズケーキでした。甘さもしっかり。

美味しかったから良いのですが、果たしてこれで低カロリーのケーキを食べたと安心、満足できるのがすごい。知らないって怖いな、しかも彼が特別ではなく、こういう感覚の人が多い北米大陸。ま、休日ですし、ポジティブに「おおらか」と捉えておきましょう。


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このマカロン、いつものトレジョ(Trader Joes')(アメリカのカリフォルニア拠点の全米にあるスーパーマーケット)で買いました。

冷凍ですが12個入って$4.99、街のパティスリーなら2~3個しか買えないお値段でいて、しかも美味。すごいな、と思ったら、Made in Franceでした。
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フランス製なので、Trader Joes'ではなく、名前は Trader Jacques'。こういう遊び心は、さすがトレジョです。

このスーパー、人をファンにしてしまう要素ばかりで、とても面白い。私にとっては、アメリカで最大の出会いで、もし今大学生だったら、間違いなく卒論テーマにします。

書き始めるときりがないので、今日はこの辺で。。


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ハニーパイ、ありそうでないお菓子とでも言いましょうか、初めて食べました。

薄いパイ生地に、ハチミツのアパレイユを入れて焼いた素朴なお菓子。本当はクレームブリュレが食べたかったのですが、無かったためにオーダーした一品。第一希望ではなかったのに、ひと口食べると、あら、美味しい!ハチミツの香りがしっかりして、想像以上です。

添えてあるのは、ぶどうを素揚げしたもの。そのままでも美味しいぶどうが、揚げることで味が凝縮して、ハニーパイにとっても合います。

ケベックの郷土菓子、メープルパイのような食感でしたので、同じように作れそう。新しいレパートリーが増えそうです。


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土曜の夜、食事をしたお店で聞いてそのまま直行した、チーズケーキファクトリー。

テラスもあってかなり広いお店ですが、人で溢れかえっていて、待つこと20分。

一番人気のケーキにしようと決めていましたが、カロリーを見て驚き。1000カロリーを超えています!
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こんな遅い時間に、、後から襲ってくるであろう罪悪感を既に感じつつ、予定通りのオーダー、そして運ばれてきたのが、最初の写真です。

これぞアメリカのチーズケーキ。

想像を超えるプレゼンテーション、真っ赤な苺の輝きに、先ほどの罪悪感などすっかり忘れて、トキメキさえ感じ始めました。

これぞアメリカのチーズケーキ。甘めのケーキを緩和するホイップクリーム。苺は軽くコンポートされていて、美味です。雰囲気が良く賑わう店内、決して物足りなさを感じないボリュームに、だから人気があるのだ、と、「だから」を身体全体で感じながらいただきました。

味だけで言えば、好みもありますし、ここより美味しいチーズケーキはあるはず。

それでも、魔法にかけられたような満足感と、また来たい、、と思わせる何かがありました。

また来よう、深夜に。
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Cheese Cake Factory


 
物語の中に入り込んだような、パン屋さん。

インテリアも、置いてあるものも、食器も、何もかも、非の打ち所のない世界観。

パンは、どれも滋味深く、とても美味でした。

詳細をあれこれ書くのは、このお店に似つかわしくないような気がしますので、この辺で。


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モントリオールのショコラティエ、クロエ。

その名の通り、女性ショコラティエ、クロエさんのお店です。
可愛らしいお店の中には、一つ一つ丁寧に手作りされたショコラ(チョコレート)が並んでいて、ボンボンなら一粒2カナダドル。クオリティが高いのに、随分良心的なお値段です。

モントリオールでは日常的に手土産にされるチョコレート。
このお店はボックスやラッピングがキュートでカラフルなので、商品を買って受け取った瞬間に、差し上げる方の喜ぶ顔が思い浮かび、自分の気持ちも上がります。

箱を開けたら、ほら。
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笑顔にならずにいられません。


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 クロエ

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モントリオールのカフェやパン屋さんで見かけるこのお菓子。

シンプルなサブレ生地にラズベリージャムを挟んだものですが、まずはビジュアルに惹かれます。

ジャムの赤い色と粉糖の白がクリスマスをイメージさせるので、私は密かに『12月のサブレ』と名付けています。

きっとフランス系のお菓子だろうと思って調べてみたら、サブレ・リュネット(めがねのサブレ)の姉妹品のようです。
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コーヒーにも紅茶にも合いますし、見た目も綺麗なので、個人的には大好きなお菓子です。私も自分のカフェで出していました。ラズベリージャム、いやコンフィチュール・フランボワーズは自家製で。



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O&G croissant
フランス文化は守られています。あたりまえの日常の中で。

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クロワッサン生地にチョコが入った「パン・オ・ショコラ」。
ケベックでは「ショコラティン」といいます。

ご先祖様の祖国の文化を守りつつ、独自性をも追求する。そこがケベックのユニークさ。

ケベック文化、あたりまえの日常の中で育っています。

 

キャロットケーキ
初めてキャロットケーキを食べた時のことは今も忘れられません。18年前のロンドンでのことです。

人参が入っているというのにそれを感じさせない魅惑のスパイスの香り、生地のしっとり感とナッツのコントラスト、外に塗ってあるクリームも初めての味。見た目は決して美しくないのですが、その「外国っぽさ」にすっかり魅了され、 当時日本ではほとんどお目にかかれなかったキャロットケーキを思い出しては、いつかまた食べたいと思ったものです。

そのキャロットケーキとの再会を果たした地はモントリオール。定番ケーキとして、どのカフェにも置いてあります。多少の違いはあれど、どこで食べてもハズレなし。スライス面が手の平ほどある大きなサイズですが、ペロリといけてしまう美味しさです。

外国の味、キャロットケーキ。どの国で食べても同じだと思っていたら、そうでもないようです。アメリカのキャロットケーキはとにかく甘い。マフィンもパウンドケーキも全てにおいて甘く、モントリオールのそれらとは違います。モントリオールの、特に食においてのこだわりは、フランスのDNAによってしっかり受け継がれているのでしょう。

食べものが美味しい。個人的な判断基準ではありますが、これは私がモントリオールそして東カナダが好きな大きな理由のひとつです。

フランスとアメリカ、双方のいいとこ取りをしたようなモントリオールのお菓子たち。ケベック州以外、トロントやプリンスエドワード島ではイギリス菓子が主流ですが、こちらもハイレベル。スコーンやショートブレッドは本国を凌駕する見た目とお味です。東カナダのお菓子は、フルーツやナッツをたっぷり使い、素材の味が活きているのが特徴。そこに自由な発想で定番にバラエティーと楽しさという新しいエッセンスを加えています。

キャロットケーキを取り上げたので、人参についても触れておきましょう。ケベックの人参は色も味も濃く、しっかりと人参の味がします。オーガニックならなおさらです。土の違いか種の違いか。日本では味わえない人参で作るキャロットケーキは、まさに本場の味。機会があれば手作りで。ブラックコーヒーかストレートティーと共にどうぞ。
 

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