きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

カテゴリ: ケベック

qc
6月24日は、St. Jean Baptiste Day。ケベックデーとも呼ばれる、ケベック州の祝日です。

ケベック州の守護神に由来するとされているこの祝日ですが、1800年代にケベックのナショナリスト(愛国主義者)が、アイルランドのSt. Patrick Day に倣って制定したとも言われています。3月17日にアイルランドの文化を世界中で祝うように、ケベック文化を祝いたい、と。

St. Jean Baptiste Day は、St. Patrick Day ほど世界に広がってはいませんが、愛国心の強いケベックでは、パレードやイベントが各地で行われ、毎年強烈にお祝いされています。

この日はほとんどのお店が休みですので、注意が必要。更に今年はSAQ(ケベック州認定の酒屋さん)が6日間のストライキに入るというから、重ねて早めの準備が必要でした。
お酒の一番の稼ぎ時にストライキとか、結構めちゃくちゃ。日本的感覚とはかなりズレておりますが、もともと州が運営している酒屋なのでビジネス的な感覚はないのでしょう。
今週末は3連休、SAQで働く人たちは更にロングバケーションです。

この日はケベックの文化が広がることを願うと同時に、本格的な夏の始まり。週明けから一層街は賑やかになります。


hiking
フランス語バージョンと
Lâcher Prise


英語バージョンで
Let Go

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食の宝庫、ケベック。美味しい文化が育つところには必ず美酒あり。ここケベックも例に漏れず、モントリオールから車でわずか45分ほどのところに、「ワインルート」なる、魅力と魅惑に溢れた道が続いています。
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Eastern Townships(イースタンタウンシップス)とMonteregie(モンテレジー)という地域にワイナリーが集中していて、この一帯にいくつかのワインルートがあります。

どの道を通ろうか、迷うところ。この一帯は、ワインのみならず、景色も良いし小さなお店も点在していて、魅力がいっぱい。通る道によって違う出会いがあり、何度行ってもいつ行っても心が満たされます。

モントリオールから近いとはいえ、日帰りでは勿体なく、1泊か2泊の旅行で行くのがおすすめ。特にこの各種パッケージ 。$200以内で、宿泊、ワインとのペアリングディナー、朝食、スパ、ワインルートの試飲チケットが付いてるなんて、何て素敵なコスパなんでしょう。

ワイン好きの方のはたまりませんね。

これからの季節が最高です。秋の紅葉まで。
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ワインルートマップ(仏語)



 

cidre
メープルシロップと並ぶケベックの自然の産物、アイスシードル。甘くて香り高いりんごのお酒で、お土産にすると大変喜ばれます。

ケベックで作られているシードルは5種類。以下、仏語(英語)で表記すると、
Cidre Tranquille(Still Cider)泡タイプではないシードル
Cidre Effervescent(Effervescent Cider)泡タイプのポピュラーなシードル
Cidre de Feu(Fire Cider)煮詰めて作るシードル、泡タイプでカラメルのような香りがする
Cidre Rose(Rose Cider)ロゼタイプのシードル
Cidre de Glace(Ice Cider)ケベックの特産、りんごを極限まで木で熟させて作るシードル、冒頭の写真がこれ
cidre in snow
また、この写真は、Cidre de Glace(Ice Cider)用のりんごの様子です。雪の中、収穫しないで熟させて、糖分を充分に蓄えてから作ります。甘さの中にもりんごの爽やかな香りがほのかにあって、アイスワイン(葡萄を極限まで熟させて作る高級ワイン)よりも個人的には好きです。

3月には、モントリオールでシードルの見本市、Le Mondial du Cidre が開かれます。ケベックのシードル製造者の様々な商品を試飲でき、シードルを知るには最適のイベントですので、チャンスがあれば是非。

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