カテゴリ: ブランチ
ヒューストン、期待以上のブランチ
その名の通りラテンムードが漂うカフェで、スタッフは若干のんびりしていますが、フードはなかなか良い感じ。

オーダーしたアボカドトーストは、ハードなパンの上に、自家製アボカドディップ、タブーレ(穀物)、レモンガーリックドレッシングで和えたベビーリーフ、オーバーイージー(両面焼き)の卵焼き、という構成。タブーレの食感はナッツほど強くなく、丁度良いアクセントな上、ヘルシー感満点で、完璧なバランスです。
量的にもちょうど良く、期待以上の満足感に浸っていたら、目玉焼き&ベーコンの王道セットを平らげて、まだ足りないと席を立った旦那、しばらくしてショコラティンとカプチーノをそれぞれ2つ運んできました。
量的にもちょうど良く、期待以上の満足感に浸っていたら、目玉焼き&ベーコンの王道セットを平らげて、まだ足りないと席を立った旦那、しばらくしてショコラティンとカプチーノをそれぞれ2つ運んできました。

彼からの「甘いものほしい?」との問いに「ノーサンキュー」と答えても、かなりの確率でこういうことが起こります。空腹スペースを軽く超える量でしたが、私の分が目の前にしっかりあるし、気を利かせてくれたのだし、ありがたく一口頬張ると。これがかなり美味しいではありませんか。アメリカのクロワッサンやデニッシュ系は、ほとんど当たりがないと思っていましたが、こんな意外なところで、フレッシュなふんわりサックリショコラティンに出会えるとは、全く思ってもみませんでした。
スタッフはゆるく、凄腕シェフがいるようには思えないからこそ、こういう驚きが記憶に刻まれます。HPには、パンはSlow Dough Breadというベンダーから仕入れていると書かれているので、このショコラティンもそこが作っているのかも知れません。何でも自家製が良いとも限らず、信頼のおける仕入先を見つけて上手な商品のセレクトをする方がうまくいったりする良い例のようです。
カプチーノも見た目は素朴ですが、コーヒーの強さとミルクのバランスがちょうど良く、美味。 ブラジルのカフェもこんな感じかしら?と、南半球に想いを馳せる充実したブランチでした。
モントリオールのフレンチトースト

おしゃれな朝食の定番、フレンチトースト。
昨日ご紹介した Lémeac の名物でもあります。 こちらでは、ブリオッシュをベースにしたフレンチトーストに、ブランチにはバナナをたっぷりのせて、デザートには自家製アイスクリームと自家製メープルキャラメルをたっぷりかけて出しています。
フレンチトーストは、パンを牛乳と卵と砂糖の液に漬けてから焼くものですが、ここのデザートバージョンはひと工夫もふた工夫もされています。
なるべくふわふわのブリオッシュを使用。そして、卵、牛乳、生クリームと砂糖の液には少量のスパイス類が入り、甘さを引き締めるアクセントに。液に浸したら、厚いフライパンにバターを熱して両面焼き、さらにオーブンに入れて7~8分。こうして、外はカリッと、中はしっとりふんわりのフレンチトーストが焼きあがります。
上にのせる自家製アイスクリームも特筆もの、ドルチェ・デ・レチェ(牛乳のジャム)入りで、ミルク感たっぷりです。更にメープルキャラメルがかかっているのですから、これぞ、モントリオールのフレンチトースト!といった感じです。
少々気をつけたいのが、フランス語メニューの表記。ブランチには Pain doré(パン・ドレ)、デザートは Pain perdu(パン・ペルデュ)という名前で出しているので、混乱なきよう。英語メニューは両方 French toast (フレンチトースト)です。
ちなみに、パンドレ はフランス語で「黄金のパン」、パンペルデュ は「だめになったパン」という意味で、主に前者はケベックで、後者はフランスでそう呼ばれているようです。ケベックの方がポジティブな呼び方で、何だか気質が表れていて微笑ましい。
Lémeacのテラス席は、冬でも暖房が効いていて心地よいです。テラスでフレンチトーストをいただきながら春を待つことといたしましょう。
メキシカンなブランチ

アメリカ、特にカリフォルニアやテキサスなどではメキシコ料理は定番です。
メキシコ人も多く、英語とスペイン語が併記され、TVチャンネルにもスペイン語のチャンネルがあったりします。
ヒューストンでのこの日のブランチは、Phoenicia(フェニシア)というスーパーに併設されたカフェバー、Market Barで。南米のエッセンスを取り入れたメニューが多く、この日選んだ卵料理も、赤や黄色のパプリカ、玉ねぎをちょっぴり辛いトマトソースで煮込んだものを半熟卵と一緒にいただくというもの。添えてあるのはピタチップス。個人的にはパン、あるいはピタでもチップにせずソフトなままのの方が嬉しいのですが、この国では、ふんわりしっとりが日本ほど尊重されず、クリスピーで顎(あご)を使う食感が好まれるようです。トーストなども、若干焼きすぎで出てきますし、ケーキのスポンジも、しっかりした食感があります。
もともと焼きすぎは好きでないのですが、そこで出されたものはそういうものとしていただく方が、その土地の一般的なもの、普段のもの、もっと大きなところでいうと「食文化」がわかります。
子どもの頃は、ハンバーガーとピザとホットドッグがアメリカの「食」だと思っていましたが、今やメキシコ料理がそれらを凌いでいます。メキシコ料理はヘルシーでバランスも良いので、南部からじわじわと北の方へ広がっていきそうです。
モントリオールからアメリカに遊びに行った知人は、まず行きたいレストランとして、メキシカンファーストフードのChipotle(シポトレ)を挙げました。メキシコ料理がアメリカ合衆国を縦断してモントリオールに広まるのも、そんな遠い未来ではないかも知れません。
モントリオールのブランチ プラトー、マイルエンド界隈

Restaurant L'Inconnu
5115 St Laurent

L'Entre-Pots
1995 Rue Masson

Le Vieux Velo
59 Beaubien Est

Sparrow
5322 St- Laurent

Arts Cafe
201 Fairmont West

Larry's
9 Avenue Firmount Est
厳しい冬の至福の時間、ブランチタイム。
テラスの季節になるまでは、室内でゆっくり楽しみましょう。
今日はワッフル
ラテアート

初めて見た時には、どうやって描くのだろう、と不思議でならなかったラテアート。
今や、カナダでもアメリカでも、普通に提供されるようになりました。
これは、メキシコ系のバリスタが描いてくれたカプチーノ。カップを温め、エスプレッソを丁寧に淹れる姿を見ながら、カウンターで待ちました。
カップを温めることなどあまり気にしないお客さんも多い中、当たり前のことを端折(はしょ)らず行っていて、良いです。飲む前から、その美味しさは決まっていました。
コーヒーは、そういう飲み物だと思います。
ギリシャ風のブランチ
いつもの

いつものカフェで、いつものブランチ。
何でもないようなベーコンエッグですが、 たまごの焼き加減が抜群、ベーコンのカリカリ感はパーフェクトです。
モントリオールに暮らし始めた頃、朝食のお店が褒め称えられているのを見聞きして、「ただのベーコンエッグなのに」と、理解に苦しんだのが嘘のよう。
今はこんなブランチを心から賞賛しております。
同様に、日本に行くと必ず食べたくなるのが、セブンイレブンのおにぎり。
セブンでおにぎりが販売された頃は、「どうしておにぎりを外で買うのか」全く理解できませんでしたが、今は帰国すると真っ先にセブンに向かいます。
以前、どうしてもセブンイレブンが見つからなくて、別のコンビニのおにぎりを買ったこともありますが、その違いは歴然。
海苔のパリッと感、ご飯の温度と握り加減、具の味と入り方、やっぱりセブンでなくちゃ、と思いました。
おにぎりは、梅と鮭、時々ツナが「いつもの」です。
ブランチ

休日のお楽しみ、ブランチ。
卵とパンケーキのセットをオーダーしたら、本当に「卵とパンケーキ」だけでした。全てがまるい。そして大きい。
以前、海外で育った知人が、「日本にはブランチがないのが寂しい」と言っていたことに「??」だった私ですが、今ではすっかりブランチファン。休日の大切なエッセンスになっています。
バランスが、とか、細かいことはあまり気にせず、ローカルなままブランチの時間を楽しみます。
ここテキサスでは、良くも悪くも全てがおおらか。そしてお菓子やケーキが極めて甘い。
このパンケーキも、シロップなしでも充分甘く。でも、シロップもかけたいから、たっぷりのバターと調和させてシロップを注ぎます。
目玉焼きは箸休め(フォーク休め?)、何だか楽しくいただきました。
Joie de Vivre! (人生楽しく!)
Le Peep Restaurant
沖縄でブランチ

米軍基地内のレストランで、週末ブランチ。
こんな景色を眺めながら、潮風を感じながらいただくブランチは、最高の時間です。

人気のエッグベネディクト。
薄いトーストの上に厚切りハム、ポーチドエッグに自家製ソースがかかっています。フライドポテトもついて、アメリカンなボリュームです。
こういう食事が日常の方々、それはパワーがあるはずです。本当に「食」は体と心をつくるのだ、と、今更ながら妙に納得。
全てがアメリカンスタイルのこのお店、コーヒーはおかわり自由、支払はチップもお忘れなく。
日本語は通じます
シーサイドリストランテ