きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

カテゴリ: 東カナダ

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プリンスエドワード島のアイスクリーム、COWS。

ここのアイスクリームを初めて食べたとき、今まで食べたアイスクリームで一番!と感じました。プリンスエドワード島は乳製品がおいしいので、アイスクリームもおいしい。フレーバーは、バラエティに富んでいますが、まずはミルク感がストレートに味わえるバニラがおすすめです。

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この大きさ。

プリンスエドワード島の景色と空気に包まれながら、このアイスクリームを頬ばる時間。

何にも代えられません。


 

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モード・ルイスの半生を描いた映画、いよいよ明日から公開です。

関東と関西、大きな都市では明日から、そのほか地方は順次公開ですので、 こちらでチェックして、劇場へ Let's go!


 映画『しあわせの絵の具』公式サイト

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この色鮮やかで温かみのある花、モード・ルイスが缶にペイントしたものです。1960年頃の「作品」として、今、東京のカナダ大使館で見ることができます。

ノバスコシア州の小さな街で一生を過ごした画家、モード・ルイスの半生を描いた映画、しあわせの絵の具、愛を描く人 モード・ルイスの公開を控え、映画で使われた小道具や再現して描かれた絵が展示される中、このクッキー缶は、本物の「オーラ」を放っています。

家にあるものに絵を描いていた彼女は、まさか自分がペイントしたクッキー缶が、60年近く経ってから海を渡り日本で展示されるとは思ってもみなかったでしょう。それにしても。こんなすてきな缶に入ったクッキーを食べるときは、楽しく幸せに違いありません。
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大使館というと敷居が高く感じるかも知れませんが、多くの方に、ぜひとも訪れていただきたいエキシビジョンです。映画を観たら、行っておけばよかった、と後悔しますので。
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平日10:00〜17:30、無料で公開しています。

映画は3月3日からの公開、日本での反応が楽しみです。
 

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カナダのノバスコシア州で生涯を過ごした画家、モード・ルイス。

日本では、まだあまり知られておりませんが、4〜5年前にハリファクスのArt Garelly Nova Scotiaで目にしたその世界観に、すっかり魅了されてしまいました。

多分、理屈抜きに「いいな」と思ったのは、彼女の絵が初めてです。

高額な値がついたからとか、有名だからとか、そういう情報に頼る評価ではなく、自分の感性で「いいな」と感じる絵。ハリファクスを訪れるときは何度でも観に行きたい、いや、絵を観に行くためにハリファクスへ行きたいくらいです。

そんな彼女の半生が映画になりました。モード・ルイスの世界観、大切にしていたものを、しっかり伝えている作品で、もう5〜6回観てしまいました。毎回号泣です。

鑑賞は、他人のレビューや評価に惑わされず、自分自身の感性で。


来年の春、3月3日の桃の節句、日本で公開です。

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(邦題しあわせの絵の具

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洗濯物
モントリオールから東へ車で2時間弱。イースタンタウンシップスのワンショット。

秋風にそよぐ洗濯物たち。狙っていないからこそ絵になります。

昔は、こんな干し方していたな、と、急に過去が思い出されました。

南向きのベランダに何本も連なる物干し竿。
干した洗濯物の下で遊んだ子どもの頃。布団を干す休日には、「基地」ができたと嬉しくなったこと。

毎朝決まった時間に干して、決まった時間に取り込んで、決まった畳み方をする。そんな母と祖母のルーティーンも思い出されます。

雨が降ってきたら、竿を一斉に部屋の中へ入れ、湿った洗濯物の下で七夕気分を味わうワクワク感。。

洗濯物を見ただけなのに、デジャヴのように感じたのは、ひんやりした空気のせいかも知れません。

ノスタルジックとは、こういうことをいうのでしょう。



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カナダ最大の都市、トロント。近代的なビルが建ち並ぶ大都会です。

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1827年創立、歴史のあるカナダ屈指の名門、トロント大学。

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おしゃれなカフェも充実していて、

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カフェのショーケースには、ショートブレッド。

英国の香りを随所で感じる街。同じカナダにあっても、モントリオールとは違う趣があります。
英仏の争いは遠い過去の話ですが、それでも今だに、トロントとモントリオールは妙なライバル意識があるような。

特にNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)で、カナディアンズ(モントリオールのチーム)とメープル・リーフス(トロントのチーム)の対戦は、両市がエキサイトメントに包まれます。巨人阪神戦、はたまた早慶戦を都市レベルで行っているようなものでしょうか?

私はアイスホッケーに詳しくありませんし、どちらが勝っても良いというのが根底にはあるのですが、やはりTVで放送されているのを観ると、モントリオール・カナディアンズを応援したくなります。モントリオールへの帰属意識がジワジワと芽生えているようです。

「住めば都」とは、言い得て妙。新しい街に暮らすときのモットーにしています。

トロントも住みやすそうな良い街でした。英語でこと足りますし。縁があれば自分の「都」になるかも知れません。


おしゃれなカフェ
Cafe Balzac

 

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ノバスコシア州の東部に位置するケープ・ブルトン島は、スコットランド人が多く移住し、現在もその伝統が色濃く残る島です。周りを海に囲まれ、断崖や砂浜、山には緑と四方八方に大胆な景色が広がるこの島は、ドライブに最適。道の状態は日本ほど整っていませんが、景色は最高です。実際、日本の自動車CM撮影が行われることもあるそう。

ドライブ中に、鉄橋から海にダイブしている、こんな風景に出会いました。今の日本では、危ないから、とお咎めを受けそうな彼らですが、私も昔は同じようなことをしておりました。与えられた環境の中での最大限の楽しみ方を模索するのは、日本もカナダも変わらないというのは面白い。こんなところで懐かしい風景に出会うとは。
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ドライブ中、目にするたびに食べたくなってしまうのがアイスクリーム。"What's The Scoop" の看板に惹かれ、車を停めました。
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盛りが良いのが嬉しいです。カナダのアイスクリームは、必ず期待を超える量を盛ってくれます。たったそれだけで、ただの仕入れたアイスクリームが特別おいしく感じたりするのですから、盛った時点で勝負あり!です。
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PEIじゃがいも畑
プリンスエドワード島は、赤土の島。この色は、土に含まれる鉄分によるもので、これが肥沃な土壌をつくっています。この豊かな大地から生まれるのが、島の名産、じゃがいもです。

たかがじゃがいも、されどじゃがいも。じゃがいもが美味しいから、フライドポテトもマッシュポテトもとびっきり美味しい。日本で好んではフライドポテトを食べない私ですが、カナダではその美味しさに、付け合わせのポテトが毎回楽しみです。ここ、プリンスエドワード島のポテトはまた格別。

こちら、脇役のマッシュポテトが主役級に美味しいです。スペアリブとエビも絶品ですが、ポテトは間違いなく助演男優賞。
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海岸も赤いです。
赤土の島ということは『赤毛のアン』の中にも登場しますが、それを意識して『Anne of Green Gables』に『赤毛のアン』と邦題をつけたとしたら、村岡さん、すごいです。
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島へのかけ橋、コンフェデレーションブリッジができて、島の自然が失われるのではないかという心配の声があったようですが、そこには自然はそのまま。昔から変わらないであろう風景が、広がっています。

海藻を採る方法も昔ながら。
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ロブスター漁も昔ながら。
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いちご狩りは、野で摘みます。味も、昔ながら。甘酸っぱくて、小さいのに力強い味がします。
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教会は、昔から変わらず、人々の生活に寄り添っています。
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灯台も、昔から変わらず、今日も海を見守り続けています。
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 おすすめ

The Great George(シャーロットタウンで宿泊)
http://thegreatgeorge.com/ 

Sim's Corner(シャーロットタウンで食事)
http://simscorner.ca/ 

Kindred Spirits Country Inn(キャベンディッシュで宿泊)
http://www.kindredspirits.c

『赤毛のアン』を生んだ地、プリンスエドワード島。

この島へのアクセスは、空路、陸路、航路の3つです。どの方法でもワクワクしますが、今回、この橋を渡りたくて、陸路(車)にしました。

島へのかけ橋、コンフェデレーションブリッジ。1997年に開通した全長12.9kmのこの橋は、瀬戸大橋とほぼ同じ長さです。冬は海面が氷るため、航路が機能しなくなる中で、橋の開通は島の長年の悲願だったそう。

さあ、島へのプロローグは10分ほど。さっきまで降っていた雨も止んで、虹が迎えてくれました。
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ルーネンバーグ 小屋
ハリファックスから南西に100km、色とりどりの家が建ち並ぶ街ルーネンバーグ。

海に面したこの街は、かつては漁業や造船業で栄えた港町。その昔、大英帝国が築いた北米植民地の特色を今に残していることから、世界遺産に指定され、現在は観光が主な産業です。

一日あれば街歩きを充分に楽しめる、こじんまりとした街ですが、たくさんの発見と歴史を守る人々の誇りを感じ、暮らしてみたい衝動に駆られました。

この街並みと家々の佇まいは、ともすると「かわいい」を連発したくなるところですが、「かわいい」とはちょっと違う気がします。どうして日本人は何でもかんでも「かわいい」と言うんだ?とカナダ人から皮肉まじりに指摘されたことが頭をよぎり、もっと違う形容詞があるはず、と考えながら、歩きました。

カラフルに彩られた家々は、その昔、船用の余ったペンキを塗ったことから始まったとか。
空を見上げれば、色んな魚が。まるで空を泳いでいるみたいです。

ひとことで形容する必要ないじゃない。そんな気にもなってきましたが。

鮮やかな街、ルーネンバーグ。

空気や風、空や海の清々しさ、匂いも一緒に感じて、そんなことばがしっくりきました。歴史があるのにこんなにも鮮やかでフレッシュな街は、あるようで無いのかも知れません。写真で見た時の、カラフル、かわいいという印象も、実際に見て感じると違ってきます。

だから旅はおもしろい。
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ハリファックス
モントリオールを19時に出発してから22時間。1346kmの旅は、車窓を絶え間なく移り変わる風景と3回の食事に、飽きることなく無事終点ハリファクスに到着しました。

ちなみに運賃は片道約CA$250。繁忙期前でしたので、随分お得なディスカウント価格で購入できました。たまたま買えたらラッキーです。定価はCA$600以上ですので。

さて、ノバスコシア州の州都、ハリファクス。海に面したこの街に到着した瞬間、潮の匂いに懐かしさがこみ上げました。故郷に戻って来たような。海があると落ち着くのは、幼い頃から染み付いた感覚なのですが、どこの海でも同じように感じるのは、海がつながっている故なのかも知れません。

ハリファクスから見える海は、ヨーロッパにもインドにも、そして日本にもつながっています。今から100年以上前、豪華客船タイタニック号の海難事故が起こったのが、ここから1130km離れた海の上。惨事の後、救助の拠点となったハリファクスには、現在も多くの犠牲者が眠っています。また、大西洋海洋博物館には、タイタニック号ゆかりの品が数多く展示されていて一見の価値ありです。

タイタニック号は1997年の映画『タイタニック』でその名が広がりましたが、私にとってのタイタニックは、『ニューホライズン』中3の時の英語の教科書です。
「新しい地平線」という希望に満ちあふれた名前の教科書と、その中の悲劇の物語があまりにも対照的だと思ったのを覚えています。今思えば、かわいくない中学生でした。

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タイタニックの食事メニュー
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タイタニック号で使用されていた食器
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列車朝食
寝台列車の食堂車で朝食を待つひととき。

幸せです。

列車朝
 

列車
モントリオールから旅に出ました。東カナダをめぐる旅。

ハリファックスまではVIA鉄道の寝台列車。1泊3食付き、列車の旅です。
ブルートレインに憧れて、列車の通過時間になると、きょうだいで線路脇まで見に行った子どもの頃が懐かしい。乗るのは初めての寝台列車。

飛行機でサクッと行くのも良いけれど、寝台列車は何倍も旅の気分を盛り上げてくれます。さあ、ワクワク最高潮で出発です。 

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