きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

カテゴリ:モントリオール > モントリオールのレストラン

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たまにはこんなブランチを。

モントリオールも他の主要都市の例に漏れず、中華街があります。横浜やニューヨーク、トロントに比べたらこじんまりとしていますが、広東料理に四川料理、鴨のローストの持ち帰り店、ベトナムサンドやフォーのお店、中国系のパン屋さんにアジア食材が何でも揃うスーパーまで、一通り揃っていて事足りますし、どれも満足レベル。足繁く通ってしまいます。

さて、普段は夜に行くことが多い中華街ですが、ブランチに飲茶をいただくのも楽しいもの。どれも3個か4個のポーションですので、3人以上のグループで行くのが良いです。飲茶のお店はいくつかあり、ハズレに当ったことはありませんが、特におすすめを。

どちらも、巡回するカートからお好きなものを。みんなでワイワイ楽しみましょ。

Chinatown Restaurant Kim Fung
場所はこちら
飲茶は開店の朝10:00から

Ruby Rouge
場所はこちら
飲茶は開店の朝8:30から


copper
モントリオール発祥のビーガンレストラン、Copper Branch

色とりどり、食感の変化もあるおいしい野菜やお豆が主体です。

多くの移民、各国のコミュニティがあるモントリオールでは、中近東料理のファストフード 店が多いのですが、おしゃれなビーガンとなると、ファストフードとは呼べない感じがあります。写真のボール状のものはファラフェルというヒヨコ豆のコロッケ。中近東料理の定番ですが、「ビーガン」の一品といわれると、おしゃれ感が増します。

「ビーガン」とは、日本語にすると、完全菜食主義。一般的なベジタリアンが肉や魚を食べないのに加え、ビーガンは、卵、乳製品、はちみつも口にしません。

何だか管理が大変そうですが、健康志向が年々強くなるモントリオールでは、ビーガンレストランやビーガン用の食品店、食品コーナーもあり、野菜やお豆を、どう美味しくバラエティ豊かに食べるか、という工夫がされています。

何より「食べて身体にいい感じ」に満足。週に1回位のペースでビーガンにするのもいいかも知れません。

ビーガンのパンやマフィンもありますが、こちらはかなり普通のと違います。滋味深くて、それはそれで良いのですが。卵なし、乳製品なしのマフィン、、研究してみようかしら。



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今日のレストランは、プラトー地区のお洒落なローリエ通りにある、Lémeac
こちらでは、一日の終わり、22時以降にお得なメニューを提供しています。

前菜とメイン、コーヒーで$28。このお得なサービスが始まった当初は、22時からの$22メニューだったのですが、少しづつ値上がりしています。それでも充分お安い。

メニューは、肉も魚もベジタリアンオプションもあって、バラエティに富んでいる上、質もボリュームも申し分なし。誰もが満足できる内容です。個人的には、前菜が肉ならメインはシーフード、またはその逆のオーダーにしています。

いつ行っても満足しますし、どなたをお連れしても好評。したがって、何度も足を運ぶうち、ほとんどの22時からのメニューを制覇しました。フランス語がわからないうちは見るのも辛いメニューで、英語メニューに助けを求めていましたが、興味のあるものは覚えるものですね。今ではフランス語メニューの方がしっくりきて、料理の画像が浮かびます。
Lemeac
写真は " Pot au feu de saumon à la fleur de sel " サーモンのポトフ。 大きな蓋付きのキャセロールに入って出てきます。味の決め手は、フルールドセル(塩の精華と呼ばれる質の高い大粒の天日塩)、シンプルですが、素材そのものの味が引き立っていて、寒い冬にはぴったりです。

時間は少々遅めですが、夜遊び大好きのモントリオーラーにとっては、22時は夜のはじまり。いつも混んでいますので、予約して出かけましょう。

Lémeac


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今日は、モントリオールのハイエンドなお店が集まるベルナール通り(rue Bernard)にあるシーフードレストラン Le Pier 66 のご紹介です。

毎日、18時以前と21時以降は Table d’hôte を $24で提供しています。というのも、この通りにはテアトル・ウートウルモン(théâtre Outremont)があり、ショーの前後に食事を楽しむお客さん向け。ニューヨークのブロードウェイとまではいかずとも、同じような気分が味わえます。
 
もちろん、ショー以外のお客さんもウェルカムです。更に嬉しいことに、火曜と水曜はドリンク1杯オーダーで、牡蠣が$1で提供されます。 
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こちらは、土日のブランチメニュー、自家製シーフードのスモーク類とベーグル、野菜やピクルスのセットです。プレゼンテーションが何とも素敵で、幸福感は最高潮に達します。しかも、たっぷり二人前あって$16と、かなりお値打ち。

このレストラン、ローカルのシーフードにこだわっていて、アジアの魚は出さないそうな。オープンしてもうすぐ2年、今後も楽しみです。

Table d’hôte は、牡蠣3ピースか本日の前菜+アラカルトから一品で$24
Le Pier 66


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冬がまだまだ長引くそうなので、何か楽しい話題を、と思い、モントリオールのお得なおすすめレストランをいくつかご紹介しようと思います。

今日はモントリオールの真ん中、サンローラン通り(boul St-Laurent)にある、ステーキレストラン Moishes - 今年80周年を迎える、老舗ステーキレストランです。

もともと、"Romanian Paradise" という店名だったことからも伺えるように、ユダヤ系のレストラン。第二次世界大戦の開始と同時に現在の店名に変更しました。そんなエピソードからも、当時の世界情勢を少しだけ想像することができます。

さて、ユダヤ系ステーキの特徴は?といいますと、オリジナルスパイスを使ってシンプルな炭火焼にし、肉そのものの美味しさを堪能できることです。

このスパイスは、東ヨーロッパのピクルス用スパイスから発展したもので、スモークミートの老舗 シュワルツ が最初に作ったと噂されています。今では「モントリオールステーキスパイス」として(このレストランのものは Moishes Steak Spice として)スーパーなどでも売られていますが、基本は、ガーリック、コリアンダー、黒こしょう、カイエンペッパーフレーク(唐辛子)、ディル、そして塩のブレンド。各レストランやメーカーによって、その他のスパイスを加えたり、配合を変えたりしているようです。

さて、レストランに話を戻して、何がお得かと言いますと、、
水曜から土曜までの21時以降、前菜とメインで$29になるサービスがあるのです。

夜遅めの食事でも大丈夫、という方にはぴったり。そうでなくとも時間を調整するだけの価値があります。
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ステーキは、ポテトとピクルス、コールスロー付き。真っ白なテーブルクロスに映える、シンプルで凛とした食卓です。

お得な時間帯でも少しお洒落をして出かけましょう。あなたもモントリオールの歴史の一部になるのですから。


Moishes

21時以降のメニュー


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モントリオールのカジュアルなレストランに入ると、こんなペーパーマットがお出迎え。

フランス語と英語で「ようこそ」と書いてあります。

このフランス語と英語、Bien=Well  Venue=Come と、意味がお互いそのまんま。

よくよく考えたら、ようこそ(よくぞ)=Well  いらっしゃい(来てくださった)=Come と、日本語でも同じ構造になっていました。

このペーパーマットは、初めてモントリオールに来た頃から変わっておらず、見るとホッとします。

この日はハンバーガー店にて。入れたいものにチェックを入れるというオーダー方法で、野菜もピクルスも、とチェックを入れたら、ほぼ全てになりました。
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ケベック産のビールとともに。

Patati Patata


 

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海外で暮らしていて、よく聞かれることの一つが、食事。

「食事が自分に合うか」というのは、海外生活ではとりわけ重要ですが、モントリオールでは「和食が恋しい」とか「どうしてもあれ(ここにないもの)が食べたい」と思うことは皆無です。

美味しいパン屋が近所にあって、居心地の良いカフェがあちこちに。本格フレンチはもちろん、イタリアンもインド料理もメキシカンも中華も、移民が多いこの街では、全てが本格的。食のレベルは北米ナンバーワンです。

モントリオールで初めて食べたものもいくつかありますが、そのひとつが、最初の写真。

フォーです。

中華街でひときわ賑わうベトナム料理店での一番人気は、特別牛肉粉(牛肉のフォー)。米の粉で作った麺と3種の牛肉に、熱々のスープがかけられ運ばれてきます。生の牛肉にゆっくり火が通たところで、別添えの山盛りもやしとバジルを乗せて、ライムを絞っていただきます。

初めて食べたのは随分昔になりますが、秋風が冷たい夜、「ああ、何て美味しいんだろう」と、熱々のスープにしみじみ感動したのを覚えています。

その頃は、和食というか日本が恋しく、アジアの味が心を和ませてくれたのかも知れません。

今でもこのフォーを食べるたび、「ああ、美味しい」とひとり言。

一人でも気軽に入れます。
一人で入ると、店員さんがフォーの食べ方を知っているか、気にしてくれますよ。
さりげなく。
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Pho BANG New York
St-Laurent 通り、中華街を南下、左手にあります。

 

ステュデントレストラン
モントリオールにあるITHQ (Institut de tourisme et d'Hôtellerie du Québec)。長い名前のこの施設、何かと申しますと、実店舗を持ったホテル&レストランの学校です。

こちらの実店舗、客室数はわずか42室ですが、洗練された内装とサービス、立地の良さ、リーズナブルな価格で、非常にバランス感のあるホテルです。併設されたレストランも、味は良いですし、メープルづくしやアフタヌーン・ティーなど、季節ごとのイベントも大きな魅力。

2011年、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃がカナダご訪問の際、このホテルにご滞在、そして料理教室にもご参加されて、地元では話題になりました。


さて、今回ご紹介したいのは、このホテルにあるもう一つのレストラン。建物の2階にある、学校の生徒が運営しているレストランです。

調理もサービスも生徒たちが行うので、2コース(前菜とメイン)の食事が$12〜と控えめな価格設定ですが、いやいやどうして、プロを目指す生徒たちが作る料理はとても美味しく、サービスも、不慣れなところがあっても、その一生懸命さが清々しい気持ちにさせてくれます。

この日のメインは、白身魚のポワレをチョイス、付け合せはカナダ特産の、ワイルドライスです。ワインも生徒さんの説明を聞いて決めました。色んな食材を勉強して調理する為なのでしょう、メニューのバリエーションも豊富で、変わった食材や調理法に出会えるのも楽しみなところです。

学校の生徒たちの実践の場としてのレストラン。

学校も生徒もお客さんも全員がハッピーになるこの仕組み、素晴らしいと思います。


事前の予約が必要です
ステューデント・レストラン

icehouse
店内もテラスも、いつも賑わっている『アイスハウス』。アメリカ南部料理、テックスメックスのお店です。

メニューはスペアリブにポップコーンシュリンプ(小エビのフライ)、タコスといった典型的なテックスメックスなのですが、その提供の仕方がユニーク。

テーブルに敷かれた大きな紙、そこに紙皿にのった料理がポンポンっと運ばれてきます。スペアリブに至っては、バケツで運ばれ、ひっくり返してテーブルの上にどっと出す。

そのラフさ加減、屋台風なのに味は本格的で、お店のコンセプトがピタッとはまった感じです。初めて伺った時には、内装や料理の味よりも、まず「洗いものが少ないだろうな」という現実的なところに関心がいきました。職業病です。

提供方法の楽しさと後片付けの簡単さ、飲食店における2つの課題が両立できています。日本にも、こんなお店があってもいいかな。やろうかな、とも思ったくらい。

街を歩けば、お店に立ち寄れば、新しい発見やヒントが溢れています。そして、そこから妄想が始まります。

あぁ、楽しい。

でも、妄想してるより実現できたらもっと楽しい。更に、うまくいけば何より楽しい。
モントリオール製菓学校・ビジネスモデル販売



 

crown picnic
Pique-nique(ピクニック)
心弾む響きです。

お弁当を持って、公園の芝の上にクロスを広げれば、それは立派なピクニック。
遠足よりお手軽です。

もっと手軽に楽しむなら、お弁当を手作りせずとも、レストランのメニューをピクニックセットにしてくれるお店も。食器は陶器、カトラリーがステンレスなのも嬉しいです。店内で食べるそのままのコンディメントや水、グラスもつけてくれて、使ったままの状態で返すだけ。

暑さがひと段落する、これからが最適です。
たまにはピクニックランチ、いかがでしょうか?


アメリカ南部料理をピクニックセットで
Triple crown

パン2
外食の楽しみのひとつ、パンのプレゼンテーション。

日本では、ご飯ものは締めに出されるのがお決まりですが、フレンチを始め欧米料理は、最初にパンが出てきます。フレンチならバゲット、シリア料理ならピタ、ポルトガル料理なら軽めのポルトガルパン、といった具合に、その国の料理に合ったものが出てきます。たかがパンですが、大切な食事のプロローグ、その後の料理への期待を膨らませる役割を担っており、されどパン、なのだと思います。

モントリオールには、レストラン向けのこだわりバゲット卸専門店があるほど、重要なポジションを占めるパン。どのレストランでも美味しくて、メインの前についつい食べ過ぎてしまいます。

上下の写真は、『ピエ・ド・コション』という大人気の肉料理店と『リッツカールトンホテル』内レストランで提供されたパン。どちらもお店のコンセプトに合ったプレゼンテーションで、趣は違えど素敵です。パンはどちらも美味ですが、それ以上にプレゼンが印象的。何気なく料理を引き立てる名脇役の演出方法は両店舗ともさすがです。

パンの出し方1
話は少し逸れますが、パン(pain)はフランス語と知ったのは中学生の時、英語だと思っていた私には衝撃でした。英語ではブレッド(bread)と言います。
「パン」という単語を、日本でそのまま通じるフランス語として認識していましたが、ある時、日本のビストロで、パンをお代わりしようとした旦那。口から出た言葉は、「デュ・パン」(du pains)。
何度繰り返しても理解できないホール係に苛立ち始めた彼、そりゃ私だって解りません。こういう時にも冠詞をつけるものなのか、と心でメモを取りながら、郷に入りては郷に従っていただきたい、とやんわり諭(さと)しておきました。

When in Rome, do as the Romans do.

こんなとき、受験で丸暗記した英語の諺が役立つとは。何でも勉強しておくものですね。


モントリオールで肉料理ならここ。予約必須です。
Au Pied de Cochon

リッツカールトン内のレストラン。ランチがおすすめ。
MAISON BOULD

チャーハン
世界の大都市には必ずあるチャイナタウン。どの国にも自分たちのワールドを創り、自国と同じ生活を当たり前のように送っているのを目にするたび、天晴れ(あっぱれ)ということばが心に浮かびます。

文化の架け橋になりたいとか伝統を伝えたいという大義名分があるようには思えず、そこに感じるのは「生きる」ためのしたたかさ。自分たちの文化を売り、何でも商売にしてしまうその商才も天晴れです。

モントリオールも300万人の大都市、例に漏れずチャイナタウンがあります。中華料理店や食材店はもちろん、ベトナム料理の店も多く、小さいながらも事足りるチャイナタウン。フランス語では「カルティエ・シノワ」と呼ばれるこの小さなワールドについつい足が向いてしまいます。アジア人ですから。

中華食材店へ行けば、そば、醤油、味噌、のりなどの日本食材が手に入り、日本と同じ料理を作ることを可能にしてくれます。外国にいると日本食が恋しい、というのはひと昔前の話、今や納豆や大判焼きでさえ冷凍で売られているのですから、冷凍技術と流通インフラの発達に感謝です。

さて、写真のチャーハン。チャイナタウンで足しげく通った中華料理店でいつもオーダーしていたもので、具はホタテの貝柱と卵白、ネギのみというシンプルなもの。「見た目は普通ですが味はとびきり」と続けそうなところですが、本来は「見た目も味もとびきり!」の逸品なのです。

この写真を撮った日は料理長が不在だったのか、いつもと違うプレゼンテーションで出てきました。味は同じなのに、非常に残念。だって、食へのワクワク感を盛り上げてくれるのはまず見た目、右脳に訴える第一印象が料理を美味しくしてくれるのに。

さて、これがあるべき姿。これが見たくて、いつもオーダーしてしまいます。

天晴れチャーハン、こうでなくちゃ!
チャーハン2


 

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