seafood poutine
ケベックの名物料理に Poutine(プティン)というものがあります。
基本形は、フライドポテト+チーズカード+グレービーソースという、日本ではなかなかお目にかかれない組み合わせです。先週は、モントリオール・プティンウィークと題して、市内のレストランやファーストフード店が趣向を凝らしたオリジナリティ溢れるプティンを提供するイベントがありました。

写真は、人気ナンバーワンに輝いた、Le Gras Dur Poutine というお店のシーフードプティン。ロブスターがゴロゴロ乗り、グレービーソースの代わりにロブスタービスクとピーナツソースがかかったリッチなプティンです。
poutine
こちらは、審査員が選んだナンバーワン、Taboo Cuisine Rebelle Poutine のゾンビプティン。

ポテトとチーズカードにホワイトビールで煮込んだプルドポーク(煮込んでほろほろに崩した豚肉)やブルスゲッタ(トマト)が加わり、そこにポルト酒入りデミグラスソース、ジャックダニエルのソースとケイジャンサワークリームがかかっています。読んだだけで酔っ払いそうですが、なんでもアリのプティンの世界。えー⁉︎っと驚くかも知れませんが、決して怯むことなかれ。熱々を頬ばりましょう。
poutine montreal
これがプティンの基本形。厳しいケベックの冬を乗り越えるエネルギー源としては理に適った食べ物ですが、深夜、遊んだ後の〆(シメ)として食べるケベコワも多く、24時間営業のお店は、丑三つ時に混み合っていたりします。

個人的には、フライドポテトはそのままの方が好きなのですが、経験としては食べてみるべし。ハマる方も結構多いようですので。