きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

2018年01月

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やりました、Hydro Québec。

ケベック州営の電力会社が、アメリカのマサチューセッツ州に、今後20年間、電力供給をするという契約を結ぶことになりました。この契約に対しては40もの候補があったのですが、その競争に勝ち、見事歴史的大型契約を勝ち取りました。

自然の恩恵は大きいです。その土地の豊富な水源を活かして生み出すクリーンなエネルギーは、ケベック州の大きな財産。この契約で、ケベック州は毎年、約500億円もの利益を安定してあげることになります。冬が厳しいということを最大のデメリットのように人々は言いますが、そういう土地だからこその恩恵があるのです。メープルシロップ然り。

自然には敵いません。

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写真は、1907年から2009年までモントリオールの人々を楽しませてきた競馬場、Blue Bonnet。(後にHippodrome de Montréal に改名)

この近くにあったのが、オレンジ・ジュレップ。この2つの組み合わせが、当時の人々の週末の定番だったとか。

初代オレンジ・ジュレップの建物↓
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経験してみたかったな、と思います。今ならどこへでも行けますが、過去へは戻れない。どれだけテクノロジーが発展しても、過去のその時代を肌で感じることは出来ない、と思うと、だからこそ、歴史あるアイコンは残ってほしいと切に思います。


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モントリオールのアイコン、オレンジジュレップ。歴史は昨日のブログでご紹介しましたが、もう少し続きを。

この、誰もが知ってるドリンクは、もともと家庭で作っていたとあって、再現レシピが色々出ています。オレンジを使っていることは確かなのですが、ちょっぴりミルキーな感じで、ただのオレンジジュースではない、というのがハマる要因なのかも知れません。

というか、ここを通ったら寄らなきゃ、という暗黙のルールがあるようにも思いますが。

さて、そのレシピですが、創業者のジボーさんが家庭で作っていたものですが、より安く作れるように、コストのかかるオレンジジュースの量を減らして、代わりに牛乳や卵白を入れているとか。え、それが功を奏したの?と思うと何だか複雑な気持ちになりますが、食べ物や飲み物は余計なことを考えずにいただくのが、一番幸せで正しいジャッジができます。

話をレシピに戻しますと。

様々なコピーキャットレシピが出回りましたが、実はパテントをとっていたものが公開されました。但し、ボトル販売用で、店頭のものとは少し違うようです。スキムミルクパウダーは牛乳に、ペクチンは卵白に、それぞれ相当量を置き換えると良いらしいので、試してみる価値ありです。

それにしても、Julep(ジュレップ)という洒落た名前もレシピも、パテントを取っていたとは、すごい。商売上手ですね。
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このオレンジの大きな球体、モントリオーラーなら誰もが知ってる Gibeau Orange Julep(ジボー・オレンジ・ジュレップ)というファストフード店です。

このお店を有名にしたのは、飛行機からも見える、この大きなオレンジの建物。そして、名物のドリンク「オレンジ・ジュレップ」です。

もともと、創業者のジボー(Gibeau)さんが、家庭で作っていたドリンクを公園で売り出し大人気を博したことが始まり。1932年のことです。その後、1945年に、当時は全く開発が進んでいなかったDecarie という道路沿いに、今より若干小さな2階建てコンクリートの球体のお店を構えました。今でも目を惹く形ですから、当時は皆が度肝を抜かれたことでしょう。ジボーさん一家が、その2階に暮らしていると信じていた人も多かったようです。

現在のお店になったのは、1966年。Decarie の道路拡張に伴って少し移動しなければならないことから、大きな大きなオレンジ(直径12m、内部は3階建て)が生まれました。

当時のカナダもアメリカも、車で来て車の中で食事をするドライブスルーがメジャーだったので、ローラースケートで商品を運ぶウエイトレスが活躍していました。映画でしか見たことはありませんが、古き良き時代です。他のドライブスルーがこれを廃止した後も、このお店のローラースケートは、なんと2005年まで続きました。

上空から、この大きなオレンジが見えると、モントリオールに帰ってきた、とホッとします。モントリオールの歴史に刻まれつづけ、このまま変わらずあってほしい、とみんなが願う「オレンジ・ジュレップ」は、成功の象徴としても輝き続けています。

HPはありません。そこも良いところ。
こちらはYelpの情報です


ビール
世界的に人気のあるビール、贔屓目を差引きしても、ケベックは世界有数の美味しい地ビールの宝庫です。

モントリオールにもブリュワリーが点在し、瓶詰めのものをスーパーやデパヌール(コンビニ)、SAQ(政府運営の酒屋)で買えますが、やはりブリュワリーで樽から注がれた「生ビール」を楽しむのが一番です。

今年は例年以上に厳しい寒さのモントリオールですが、ビール好きに嬉しい朗報が届きました。

なんと、モントリオールのブリュワリーで74種類ものビールが楽しめる「パスポート」を$40で販売するというもの。

19ヶ所で楽しめますから、色んなブリュワリーやお店を巡りながら、モントリオール・ビールを制覇できます。一杯5oz(150ccほど)ですが、お試しには充分。本当に気前の良いイベントで、こういうことをサクッとやってしまうのが、モントリオールの面白くて楽しいところ。

もちろん$40にチップは含まれておりませんので、少し弾んで渡しましょう。ま、一杯では足りないので、追加ビールと食事もオーダーしたくなりますが。

「パスポート」はオーダーして3日で届き、期限は5月末までなので、テラスでビールの季節まで使えます!さらに、このパスポートを3冊買うともう1冊は無料。

みんなで乾杯!寒い冬を乗り切りましょう!

Le Passeport des Microbrasseries(ブラッスリー・パスポート)



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モントリオールの大きなサンドイッチが名物のカフェ、サントロポール。

1976年オープン。今ほど健康やオーガニックと騒がれていない頃から、野菜たっぷりのサンドイッチを提供していました。

カラフルな店内、小さな裏庭もあり、誰かの家に遊びに来たような感覚。ボリュームはあってもヘルシーな感じのするサンドイッチ。そしてフェアトレードのオーガニックコーヒー豆を使用した自家焙煎コーヒー。

楽しく心地よく過ごせる空間と何度も行きたくなるメニューに、モントリオールらしさが溢れています。

ランチタイムは、サンドイッチハーフとスープのセットがおすすめ。他にも、ミルクシェイクなどのドリンク、アメリカンなケーキも美味です。
メニュー

ひとりでもいい時間が過ごせます
Cafe Santropol


カナダ国旗
この度U.S.Newsから発表された、ベスト・カントリー・ランキングで、カナダが総合2位に輝きました。オリンピックなら総合銀メダルです。

1位はスイス。以下、カナダ、ドイツ、英国、日本、スウェーデン、オーストラリア、USA、フランス、オランダ、と続きます。

このランキング、Y&R's BAVグループとペンシルベニア大学ウォートン校の David J. Reibstein 教授が開発したもの。21,000人からの意見を基にしていますが、各自とそれぞれの国との関わりも査定した上でデータ化されています。また、文化的影響力、ビジネスに対する寛容性、クオリティ・オブ・ライフ他全部で9つのサブランキングがあるのですが、それぞれが総合ランキングに占める割合は、PPP(購買力平価)などビジネススクールらしい要素が絡み、アカデミックな視点から決定されています。

9つのサブランキングは、Adventure、Citizenship、Cultural Influence、Entrepreneurship、Heritage、Movers、Open for Business、Power そして Quality of Life

この中で、個人的には一番気になる Quality of Life のランキング、1位はカナダでした。何ら驚く結果でもなく、実際、世界一「暮らし」の満足度が高い国だと思います。

ちなみに日本は総合5位。サブランキングのEntrepreneurship(起業家精神)では2位で、実際、起業の自由度は高いので、納得でした。

縦軸と横軸の指標を変えて色んな角度から国を見られるデータもあります。Great Foodという指標にしてみたら、、カナダのスコアは低い。いやいや、モントリオールにいらっしゃい。「食」のレベルは世界屈指ですから。


Best Countries Ranking 2018




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氷が割れて、温かいとさえ感じる夜

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このマカロン、いつものトレジョ(Trader Joes')(アメリカのカリフォルニア拠点の全米にあるスーパーマーケット)で買いました。

冷凍ですが12個入って$4.99、街のパティスリーなら2~3個しか買えないお値段でいて、しかも美味。すごいな、と思ったら、Made in Franceでした。
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フランス製なので、Trader Joes'ではなく、名前は Trader Jacques'。こういう遊び心は、さすがトレジョです。

このスーパー、人をファンにしてしまう要素ばかりで、とても面白い。私にとっては、アメリカで最大の出会いで、もし今大学生だったら、間違いなく卒論テーマにします。

書き始めるときりがないので、今日はこの辺で。。


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シカゴスタイルのホットドッグ

100%ビーフのソーセージ
決まったトッピング
ケチャップ不可

が定義だそうで、どのお店もこれを基本にしています。

トッピングは、大きなピクルス、トマト、玉ねぎ、スポートペッパー(唐辛子のピクルス)、レリッシュ。これに、マスタードとセロリソルトをかけます。

アメリカでもカナダでも、ホットドッグはメジャーな食べ物。ピザやハンバーガーと同様、どこにでもありますが、街によって特徴があるのが面白い。特にシカゴのホットドッグはユニークです。

ジャンクフードは好みませんが、た
まに食べるホットドッグは、なかなかの楽しみ。モントリオールでも、たまに食べたくなって、サンローラン通りの老舗に立ち寄ったりしています。

そういえば、モントリオールで "Hot Dog" を "Chien Chaud"(Chienは犬、Chaudは熱い)と表示しているのを初めて見たときは、そのまんま!と笑いましたが、中国語でもホットドッグは「
熱狗」、そのまんまです。

最近は、忙しくて夜遅くなった日などは、家でホットドッグを作るようになりました。

我が家のスタイルは、こだわりのソーセージとマスタードのみ、大きなピクルスを添え、ビールと共に。非常にシンプルですが、お祭りやスポーツ観戦みたいで、ホットドッグナイトの日は、何だか楽しい。
調理時間は5分ほどですが、それと同じくらい時間をかけるのがソーセージ選び。普段は買い物に全く時間をかけない旦那が、これだけはじっくり吟味して、複数のソーセージを比較して選びます。いつ訪れるかわからないホットドッグナイトに備え、冷蔵庫にオーガニックとか添加物不使用のソーセージをストックしています。私としては、若干チープなソーセージの方がホットドッグには合うような気がするのですが。
今度、ホットドッグ用のパンを作ってみようかしら。こだわりソーセージの引き立て役になるベストなパン、意外に難しそうです。


モントリオールの公用語はフランス語ですが、ほとんどの人がバイリンガル、英語が通じます。

それに加え、多くの移民が母国語を守っているので、トリリンガル率はカナダの都市の中でも群を抜いて高く、21パーセント。実に、5人に1人は3ヶ国語を話すということになります。
ちなみに、トロント、バンクーバーがそれぞれ11%、10%ですから、フランス語が公用語として守られている効果がしっかり表れていると言えます。

トリリンガルのうち、フランス語と英語以外で一番多いのは、、

なんとアラビア語。

感覚的にはイタリア語かポルトガル語では?と思いましたが、確かに中近東からの移民が多いので納得です。

ちなみに日本語はというと、このマップにも載っておりません。(フランス語と英語以外の母国語分布マップ)
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少々寂しい気もしますが、その分日本人が少なく、外国語習得にはうってつけの環境とも言えるのかも知れません。

モントリオールへいらっしゃい!


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東京は神田駅のほど近くにある、珈琲専門店『エース』

他人(ひと)から薦められて行ってみましたが、その余韻が一週間以上続いています。決して衝撃的な刺激があったわけではありません。

名物『のりトースト』の角の揃った佇まいとオンリーワンの味。そして、サイフォンで丁寧に淹れられたコーヒーの美味しいこと。。

店内は、47年の歴史と温かさを感じさせながらも、 心地良いピシッと感があります。全てが「しっくりくる」喫茶店なのですが、こういうお店は、ありそうでいて、なかなかありません。

スタイルは全く違うのですが、モントリオールのオリンピコと通じるものがあり、個人的には、また行きたくて仕方なく、ここのために東京での行動パターンを変えようとさえ思っています。
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モーニングは7:00から11:30まで。おかわりできるコーヒーと、のりトーストかハムトーストで500円。ゆっくり起きた朝でも家事を終えた後でも間に合う時間設定、外税をつけることもなくワンコインぴったりの価格設定。

まさに粋、喫茶店のエースです。

 

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今年は、アメリカで年を越しました。

モントリオールも夜中の0時に花火が上がったりして賑やかですが、アメリカは更に賑やか。あらゆる場所でパーティーが開かれ、深夜3時、4時まで車のクラクションが鳴り止みません。おめでたいですが、そこまで入り込んで喜べないのは、自分が日本人だから?と思ったりします。

そして、この紙吹雪。本人たちは片付けず、明日の朝、お掃除の方が何もなかったかのように綺麗にしてくれるのでしょう。

小学生の頃、遠足に行くたびに先生から聞かされていたことば、

「来た時よりも美しく」

この感覚は、日本人特有とは言いませんが、やはりキレイさに対する責任や意識の平均値は、私の知る限りでは日本人が断トツに高い。すごい財産だと思うのです。

この写真を撮りながら、そんなことを思った新年のはじまり。

本年もよろしくお願いいたします。




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Bonne Année!
2018年、『サンデーマフィンのつくり方』のモントリオール開催をスタートします。

『サンデーマフィンのつくり方』は、サンデーマフィンで販売するマフィンのつくり方はもちろん、マフィン専門店の開業ノウハウ一式を包み隠すことなくお教えするプログラム。これまで東京のみでの開催でしたが、マフィンの本場、そしてサンデーマフィン発祥の地であるモントリオールでも開催する運びとなりました。モントリオールで開催するのは、私自身とても楽しみ。自分がそうであったように、その地でしか感じられないものが必ずあるからです。

 

モントリオールで受講する特典として、東京校と同一料金で、宿泊費用・ランチ費用・カフェ費用・観光ガイド費用・空港送迎費用を無料でご提供します。これは、現地で暮らすように過ごし、人気のパティスリーやカフェ文化に触れ、モントリオールを思い切り満喫していただきたいから。

きっと、モントリオールが「きっかけの街」になるはずです。


『サンデーマフィンのつくり方』

お問合せも受付けております。お気軽にお問合せください。




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