きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

2017年12月

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今年の冬は記録的な寒さ。

都市のモントリオールでさえ最高気温がマイナス20℃というのは相当です。

一歩も外に出たくない、と皆口々に言います。確かにそんな日もありますが、寒い寒いと言いながら出かけて、カフェのはしごをするのも楽しいものです。

カフェ巡りではなく、必要に迫られてカフェに立ち寄る。凍りつくような身体に沁み渡るコーヒーやホットチョコレートは、何にも代え難いTreatです。腰をあげるのに勇気が要りますが、また耐えられなくなったらどこかに入れば良い。

モントリオールのことを語るとき、この冬の厳しさがマイナス要素に思えないのは、こんなカフェでの経験を重ねているからかも知れません。

意外に、そんな時に未来のアイデアを思いついたり、じっくり計画を立てたりできるものです。


冬のモントリオールでも満喫できます
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モントリオールで学ぶ東カナダのお菓子

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シカゴ、クリスマス前

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建物までクリスマスカラーにライティングされています

空気が冷たく澄んでいるだけに、美しい
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時計台は、帽子をかぶっているような佇まい

なかなか洒落ています


モントリオールベーグル
特に寒い今年のモントリオールの冬。外出したついでに立ち寄る老舗ベーグル店でいただく出来たてのベーグルは、何にも代え難いものです。本当に。

味だけではなくその歴史、モントリオールの暮らしになくてはならない存在感、など、その魅力は計り知れず。一度虜になったら忘れられず、私もモントリオール以外では、せっせと手作りしております。

今日は、海外のモントリオールベーグル専門店をご紹介。

こちらBross Bagelは、最近オープンしたスコットランドはエジンバラのお店。モントリオール出身のオーナーさんだそうで、やはりあの味が忘れられずオープンしたそう。

こちらMile End Bagelは、1年半前にオーストラリアはメルボルンにオープンしているお店です。このお店のすごいところは、どうしても、あの薪釜の香りで本物を再現したいと、カナダから釜をつくる大工さんを呼んで、オーストラリアで初めての薪釜をつくったということ。

オーストラリアに行く機会があれば、そのためだけにメルボルンに行かなくては。


Night beam
深夜、モントリオールの夜空に現れた不思議な現象。

ライトピラー(light pillar、日本語では光柱)と呼ばれ、大気中のダイヤモンドダストに街の光が反射したことで起こったそう。

何という自然の贈りもの!

今年のモントリオールは極寒。-20℃の日もあるほどですが、タフな日々へのご褒美のようです。


muffin
モントリオールで営業していたカフェのご近所に、バナナマフィンが好きで好きで仕方がない、というお客さんがいました。

毎朝、コーヒーとバナナマフィンをテイクアウトして行くのですが、週末はボーイフレンドを連れてやって来て、写真のようなオーダーをします。 そして、更にバナナマフィンをお持ち帰り。

飽きずにいてくれることに感謝すると同時に、味を絶対に落とせない、と思ったものです。

バナナマフィンの美味しさの決め手は、やはりバナナ。皮を剥いた瞬間にその日の出来がわかるくらい気をつかい、最適な状態を準備していました。フルーツを使ったマフィンは他にもありますが、バナナがある意味一番繊細な素材。身近で手軽なフルーツなのに面白いです。

モントリオールでは、オーガニックのバナナが普通のバナナと同様に手に入ります。一番美味しいのは、オーガニックバナナの春から初夏にかけての時期。気温が熟成の速度に影響するようで、微妙な違いといえばそれまでですが、この時期のバナナマフィンが最高です。

 

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天使が降りてきそうな空の色。

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カナダのノバスコシア州で生涯を過ごした画家、モード・ルイス。

日本では、まだあまり知られておりませんが、4〜5年前にハリファクスのArt Garelly Nova Scotiaで目にしたその世界観に、すっかり魅了されてしまいました。

多分、理屈抜きに「いいな」と思ったのは、彼女の絵が初めてです。

高額な値がついたからとか、有名だからとか、そういう情報に頼る評価ではなく、自分の感性で「いいな」と感じる絵。ハリファクスを訪れるときは何度でも観に行きたい、いや、絵を観に行くためにハリファクスへ行きたいくらいです。

そんな彼女の半生が映画になりました。モード・ルイスの世界観、大切にしていたものを、しっかり伝えている作品で、もう5〜6回観てしまいました。毎回号泣です。

鑑賞は、他人のレビューや評価に惑わされず、自分自身の感性で。


来年の春、3月3日の桃の節句、日本で公開です。

MAUDIE
(邦題しあわせの絵の具

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雲の上を見るなんて、冷静に考えるとすごい。

 

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どこで食事をしようか迷ったとき。夜遅くなって適当なお店がないとき。

そんなときは、パブの出番です。

元来パブがファーストチョイスではないみたいで気が引けますが、これまで、色んな街でかなりの確率でパブに行き着いております。もしかして、セカンドチョイスのトップカテゴリーというのは強いのかも知れません。

食べ物がヘルシーでないことが多いですが、ビールに合うのは、やはりこういうおつまみ。
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イカのフリットは前菜、メインがステーキ&フリット。

パブの良いところは、食べ物に過剰な期待をしないから、一定以上の満足度があること。そしてビールが美味しいところです。


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現在シカゴで行われている建築のイベント、シカゴ・アーキテクチャー・ビエンナレ

全く建築に詳しくないので、出品されている作品や展示物はどれも良く見えてしまいます。この内容もさることながら、メイン会場のChicago Cultural Center(シカゴ文化センター)が素晴らしい。

実際に「建物」として存在しているものは別格です。何も考えずとも、こみ上げてくる感動があります。
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設計はシカゴ美術館も手がけたボストンの設計事務所 Shepley, Rutan & Coolidge、完成が1897年ですから120年前です。当時で200万ドルという超高額な費用がかけられました。

特に必見は、ブレストン・ブラッドリ・ホール。
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ここにある、ティファニードームは素晴らしい。ため息ものとは、こういうことを言うのだと思います。

後で調べて、ネオ・ヨーロッパスタイルの美を集結した世界最大のステンドグラス、と知りましたが、そのような知識がなくとも、ただただ素晴らしい。製作したのは、Tiffany&Co.の創業者チャールズ・ルイス・ティファニーの息子さん、ルイス・カムフォート・ティファニーです。今では3500万ドルの価値があるとか。

シカゴ・カルチャー・センターという名の通り、この建物には数々の展示場やコンサートホールが設けられ、文化芸術、教育の場として使われています。しかも、入館無料。このイベントも無料です。こういうところに、この街を建築の街、文化芸術の街として発展させ続けている決定的な理由があるのでしょう。

ちなみに、ここを個人で借りることも可能で、ウエディングもできるそう。
"People's Palace"と呼ばれる「宮殿」でのウエディング、素敵です。
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幼稚園の子どもたちの後ろを、同じように手をつないで歩くお二人。

モントリオールにて。


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テキサスでは、ワッフルにフライドチキン、といった、私にはどうしても理解できない組み合わせのブランチが名物だったりします。

この日は、シンプルなものが良かったので、ワッフル。それだけだと何だか物足りないと思ったので、いつもの目玉焼きもオーダーしました。ベーコンは?ポテトは?と聞かれましたが、組み合わせがどうもしっくりこないのと、そこまでお腹が空いていなかったので、ノーサンキュー。

お腹ぺこぺこという旦那は、目玉焼きにベーコン、ポテト、大きなパンケーキ2枚にシロップをたっぷりかけたと思ったら、瞬く間に平らげました。

早い!お見事!と褒めておきました。


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上を向いて歩こう。

面白い発見があるものです。
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初めて見た時には、どうやって描くのだろう、と不思議でならなかったラテアート。

今や、カナダでもアメリカでも、普通に提供されるようになりました。

これは、メキシコ系のバリスタが描いてくれたカプチーノ。カップを温め、エスプレッソを丁寧に淹れる姿を見ながら、カウンターで待ちました。

カップを温めることなどあまり気にしないお客さんも多い中、当たり前のことを端折(はしょ)らず行っていて、良いです。飲む前から、その美味しさは決まっていました。

コーヒーは、そういう飲み物だと思います。



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