きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

2016年09月


『モントリオール』という名のマフィン。

食物繊維豊富なブラン、たっぷりのバナナやりんご、香ばしいクルミ、レーズン、そしてモントリオーラーが大好きなクランベリーも入っています。

これ1つで朝食はOK。

栄養があってヘルシーなマフィンだなぁ、と、作りながら思います。こういうマフィンが好きだから、モントリオールの人達はスタイルが良いのかも知れません。

忙しい朝にもゆったりした朝にも、コーヒーにも紅茶にもミルクにもよく合います。

今週末もたくさん焼きます。

 

カラオケ2
モントリオールのポルトガルコミュニティーにある公園。カラオケ大会が行われていました。

特別に上手いわけでもありませんが、真剣に唄っているおじさん。上手くても下手でも、観客が盛り上げてくれています。
カラオケ3

このイベントは市が主催、さすがジョワドヴィーヴル(人生楽しく!)の街です。
カラオケ4



こちら、サンデーマフィンの照明です。

既にお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、お菓子作りの『ホイッパー』を利用しています。モントリオールの焼き菓子のお店で見かけ、気に入ったので、日本で作ってしまいました。

販売もしております。

ケーキ店、カフェなどにぴったりだと思います。


  
ケベックはりんごの産地。朝晩、キンっと冷える空気を感じたら、りんごの季節の始まりです。

日本のりんごに比べると、小ぶりでしっかりした食感、甘酸っぱいりんごは、お菓子作りにもってこい。幼い頃からりんごは大好きでしたが、何故か火を通したものは苦手だったので、りんごのお菓子に目覚めたのは大人になってからです。

アップルパイ、りんごのタルト、りんごのパウンドケーキ、アップルクランブル、りんごのマフィン。

挙げればきりがないほど多種多彩で、秋から冬のお菓子の主役。そんなりんごを好きなだけ食べられて、もぎたてをお持ち帰りできるりんご園が、モントリオール近郊にはたくさんあります。

りんご狩り4
お天気も良く、広々としたりんご園で過ごす一日は、ちょっとしたピクニックです。りんごは何個も食べられるものではありませんが、ひとつの農園でも、マッキントッシュ、ガラなど、様々な種類を栽培しているので、とりあえず全種類は試してみたくなります。スーパーで売っていて味は知っているのですけれど。

りんご狩り1

りんご狩り2
りんご園でも、りんごを使ったお菓子を売っていました。もぎたてで毎日お菓子が作れるなんて、なんて幸せな環境でしょう。

私は大きな袋に詰めて帰ったりんごで、お店のマフィンを作ります。家では手軽にできるアップルクランブルに。


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croissant

モントリオールの朝食の定番、クロワッサン。どこのカフェにも置いてある上、◯◯のクロワッサンが一番美味しい、などと常に話題にのぼるこの商品、パン屋は言わずもがな、カフェでもコーヒーの次に重要なポジションに君臨しています。

ここでカフェをオープンするならやるしかない。

その工程の長さや生地の扱いの難しさから、なかなか手を出せずにいたクロワッサンの製造に取り組んだのはモントリオールに行ってから。随分苦労しました。

パンドラの箱を開けてしまった。。蓋をしたいけど、できない。

そんな思いを抱きながら、試作に試作に試作を重ね、試食に試食に試食を重ねていくうちに、「◯◯の」と言われるクロワッサンが作れるようになったのですから、やって良かった。

モントリオールはクロワッサンの形。本当にやって良かった!

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やるかやらないか、違いはそこだけ
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ラテアート
モントリオールのカフェの営業後、悪いムードでいた私の前に差し出されたラテアート。

繊細なリーフもいいけれど、この時ばかりは、こんなラテアートに救われました。

良いムードでいると、物事が良い方向へ向かう。と最近深く実感しています。悪いムードでいるのは時間の無駄。周りは勿論、自分もハッピーになりません。

You are always in a good mood.

いつも良いムードで、人生楽しく!


icehouse
店内もテラスも、いつも賑わっている『アイスハウス』。アメリカ南部料理、テックスメックスのお店です。

メニューはスペアリブにポップコーンシュリンプ(小エビのフライ)、タコスといった典型的なテックスメックスなのですが、その提供の仕方がユニーク。

テーブルに敷かれた大きな紙、そこに紙皿にのった料理がポンポンっと運ばれてきます。スペアリブに至っては、バケツで運ばれ、ひっくり返してテーブルの上にどっと出す。

そのラフさ加減、屋台風なのに味は本格的で、お店のコンセプトがピタッとはまった感じです。初めて伺った時には、内装や料理の味よりも、まず「洗いものが少ないだろうな」という現実的なところに関心がいきました。職業病です。

提供方法の楽しさと後片付けの簡単さ、飲食店における2つの課題が両立できています。日本にも、こんなお店があってもいいかな。やろうかな、とも思ったくらい。

街を歩けば、お店に立ち寄れば、新しい発見やヒントが溢れています。そして、そこから妄想が始まります。

あぁ、楽しい。

でも、妄想してるより実現できたらもっと楽しい。更に、うまくいけば何より楽しい。
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 maestro
世界で一番好きなカフェ、オリンピコからすぐ近くにある、『マエストロ』。

マイルエンド(Mile-end)の中心となるサンヴィアター(St-Viateur)通りに面したこのお店、人々が行き交う窓越しがそのままショーケースになっているので、通るたびにこの光景が目に入りました。

おいしそう。 

店内は、2〜3人入ればいっぱいになってしまうほどこぢんまりとしたお店でしたが、そこがまた良いのです。そして、一日に何百人もの人が目にする小さな舞台は、大胆に焼かれたクロワッサンやデニッシュでいつも輝きを放っていました。

ところが。

後に数軒先の角地に移転したこのお店。広めのスペースをとったカフェに変わった途端に「普通の」お店になっていました。ショーケースも普通の3段のもの。これまでと同じ商品量ではスペースが埋まりません。個人的な見解ではありますが、同じ商品のはずなのに、小さな舞台に立体的にディスプレイされていたときに比べると、魅力が半減していました。

絶好の角地に移転したのに、勿体ない。

そこで思い出したのが、私が起業後初めてオープンした日本のカフェ。経験値がないというのは恐ろしいもので、大きなショーケースを特注し、そこに並ぶお惣菜を思い浮かべてはワクワクしておりました。

が、しかし。そうです、まずぶち当たった壁が、ショーケースを埋めるということ。魅力的なショーケースにするには、商品をそれだけ作らなければなりません。そして売り切らなければならないという使命がもれなくついてきました。ショーケースの大きさがそのまま「大変さ」の度合いに比例するのだと、お店を開いてからわかりました。

今となっては、本業のお菓子は、この大きなショーケースがきっかけになって始めたのですから、結果オーライ。同じく「器」に能力を合わせていくのは、時間も労力も随分かかりますが、やるからこそできるようになるのだとわかりました。

こちらも結果オーライです。



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beaver-club
モントリオールの格式高いホテル、クイーンエリザベス。1969年、結婚したばかりのジョンレノンとオノヨーコが『ベッドイン』と称した平和活動を行ったのは、このホテルの1742号室です。

写真はホテルにあるクラシカルなフレンチレストラン『ビーバークラブ』。結婚記念日に行ってきたという友人夫妻に勧められ、当時は恋人だった今の旦那の誕生祝いに予約をしました。

重厚な内装と落ち着きある初老のサービスマン。ホストである私が安心していられるよう、そしてこの機会を最高のものにしようという気遣いは申し分なく、とびきりの料理と共に、とても印象に残りました。そんなひとときに料理の写真を撮るのはマナー違反と感じ、写真は撮っておりませんが、大きな塊で焼いてステーキのように厚切りで提供されるローストビーフは絶品。ここの名物でもあります。

誕生日への計らいに、デザートとは別に二人には充分すぎる大きさのバースデーケーキを用意し、写真を撮ってカードにして渡してくれたサービスマン。このような方は本当に貴重、いぶし銀の魅力をいつまでもここで守っていただきたいと思いました。

こうして素晴らしく楽しい時間を過ごした私たちでしたが、この後その空気は一転、夜の街を徘徊することになります。。

レストランを出てトイレに立ち寄り、今日つけてきたはずのダイヤのネックレスが無いことに気づいた私。すぐ彼にそのことを告げると、「探そう」と早足で歩き出しました。

もう夜の11時をとうに過ぎています。日本とは違い、落とし物を警察に届ける人が稀なこの地で、到底見つかるとは思えません。しかもワインをたっぷり飲んだ後、自分のことながら「歩きたくない」思いの方が強く、黙って諦めれば良かったと後悔しながら、小走りで「光るものはないか」と探し、彼を追うこと3時間。

結局どこにもありませんでした。

きっと、誰かが拾って「ラッキー」と思っていることでしょう。3時間も歩くと、誰にも拾われず、そのまま土にまみれ雪に埋もれどこかに行ってしまうよりはいいかな、という気になりました。

なくしたネックレスは、幸い誰かの形見などという特別なものではないと知り安堵した彼。それでも、その金額を聞いて惜しがる彼を逆になだめながら、タクシーを待ちました。

そのとき私が得たものは、お金では買えない感覚。
真夏でしたので二人とも汗だくなのに、私は清々しい気持ちになっていました。私のために一生懸命になってくれて、と、彼に対して小さな勘違いが始まったのもこの夜だったように思います。


 ※クイーンエリザベスは現在改装中。2017年6月にリニューアルオープン。
 

crown picnic
Pique-nique(ピクニック)
心弾む響きです。

お弁当を持って、公園の芝の上にクロスを広げれば、それは立派なピクニック。
遠足よりお手軽です。

もっと手軽に楽しむなら、お弁当を手作りせずとも、レストランのメニューをピクニックセットにしてくれるお店も。食器は陶器、カトラリーがステンレスなのも嬉しいです。店内で食べるそのままのコンディメントや水、グラスもつけてくれて、使ったままの状態で返すだけ。

暑さがひと段落する、これからが最適です。
たまにはピクニックランチ、いかがでしょうか?


アメリカ南部料理をピクニックセットで
Triple crown


たくさん焼きました。

cake
ラズベリーケーキ

biscuit
 ナッツとフルーツのクッキー

carrot cake
キャロットケーキ

rustique
ブルーベリーパイとレモンメレンゲパイ

O&G scone
チェダー&チャイブのスコーンとブルーベリースコーン

マミー
バンドケーキとマフィン


新しいことがうまれるミーティング。
この蓄積が未来を決めていきます。



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