きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

2016年03月

オーケストラ
日系アメリカ人のケントナガノ氏が音楽監督を務める、モントリオール交響楽団OSM(Orchrstre Symphonic de Montréal) 日系というだけで親近感を覚え、OSMに興味を持ち、いつか聴きに行きたいと思っていました。

ある日曜の朝、モントリオールの新聞 ”LaPresse” にOSMの案内が載っていました。気軽にオーケストラを楽しんでほしいというメッセージと共に、工夫を凝らしたプログラムがずらり。どれも「気軽さ」を反映したプライスです。

自分の予定と照らし合わせ、日程が合うチケットを早速購入。実は、プログラムにこだわりはなく、何でも良いからOSMのコンサートに行ってみたかったのです。プログラムによって会場が異なりましたが、せっかくなので新しいコンサート会場で行われるものを選びました。

当日は、少し早めに会場へ。すると、コンサートの準備をしているではありませんか。

これは驚き。舞台がさらけ出されています。スポットライトが煌煌と光る中で、ピアノが運び込まれたり、メンバーが集まって来たり。これも、モントリオールならではでしょうか?

そんな楽しい「前座」の後は、いよいよ本番の始まりです。新しい会場は、そこに居るだけで心地よい上、優雅なクラシックの音色に酔いしれました。知らない曲でも楽しめるクラシックは偉大です。

さて、この会場。舞台の奥にも席があって、コンサートを後方上部から観ることもできます。次回はあそこで聴いてみよう。

$30で気軽に楽しめるオーケストラ。OSMは、2014年に日本公演も行っていたようですが、やはりあの会場で前座から。モントリオールにいらっしゃる機会があれば、公演予定をチェックしてみてはいかがでしょうか?

OSM
http://www.osm.ca/en/discover-osm/hall

わたくし、新しいことには割と抵抗なく臨める方です。経験の許容範囲も広く、海外生活においても、新しいことにあまり怖さを感じないのですが、「髪を切ること」だけは別。その勇気が持てません。

 元々、髪質が硬く量も多いので、この特性を知っている美容師さんでないと怖い、というのが根底にあるのですが、これまで海外で髪を切って悲惨な結果になった例をいくつか見てきているのが、トラウマになっているようです。他人の痛い目を見てトラウマとは、少々図々しい気もしますが、そのくらい酷かったのです。

今から遡ること18年、当時ロンドンに住んでいた私を訪ねて来た妹とその友人。 友人の方は美容師の卵でしたので、流行の最先端、ロンドンで髪を切ることも大きな目的にしていました。今ほどインターネットが発達していない中、事前に雑誌で調べ上げたヘアサロンの地図を手に、妹と二人連れ立って意気揚々と出かけたまでは良かったのですが。

戻って来た二人を見て、一瞬目を疑いました。

二人とも見事なベリーショート、パイナップルがふたつ並んでいます。泣きたい気持ちを通り越して笑うしかないという状況。私も同情よりも可笑しさが勝ってしまい、目尻に涙を光らせながら笑う二人と一緒に大笑いしました。

モントリオールでも、同じようなことが起こりました。これも私本人ではないので申し訳ないですが、マンガに出てくるようなパッツンヘアーにされた男性。前髪も、もみあげ部分も、襟足も全てパッツン。ハサミを横に動かして切っただけ、という感じです。たまたまと信じたい、いや、夢だと信じたいくらい恐ろしい髪型。この時私の中に、海外で髪を切るのは危険とインプットされました。

ある日本人サッカー選手が、海外に自分の専属美容師を呼んで毎回髪を切っているという話にも大きく頷けます。私も、今や自分の美容院まで開いた「ロンドンのパイナップル」を呼び寄せるくらいにはなりたいのですが、まだそこまでの甲斐性はなく、実現していません。

モントリオールで髪を切ったことがない。何でも身体を張って試してみるのに、これだけは尻込みしている後ろめたさが常にありました。一度は試してみなければ。日本人の腕利美容師さんがいらっしゃると聞いていますが、どうせなら現地の技術で。

街を歩くと、ヘアサロンが気になり出します。ふと覗いた床屋の光景は、何とも微笑ましい。床屋のおじいちゃんがカットしているのは実のお孫さん。髪型はおじいちゃんとお揃いになりそうです。
床屋

 

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