きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

2016年01月

マフィン


ずーっと前から、やろう、やろう、やってみよう、と思っていたブログ。
フットワークは軽いほうですが、ブログを書くことにはかなりの期間躊躇していました。モントリオールでお店を始めた頃から考えあぐねていたので、かれこれ7〜8年になります。

実名で書くことへの抵抗、匿名で書くことへの後ろめたさ。内容も、自分の書けるものを、でも自己満足に終わらぬよう、と悩みに悩んで。モントリオールという方向性だけを決め、ひたすら足踏み状態。何度、アメブロでアカウントを作り直したか知れません。

そんな重い、重ーい腰を上げるきっかけになったのは、池田勇人さん。イケハヤと呼ばれる超人気のブロガーです。
知人から彼のブログを勧められ、どうせ今の若い人たちの世界でしょ? 私には縁遠いわ、と、読んでみると、、凄く面白い!
文章がテンポよくサクサク読める上、言ってることがいちいち本質をついています。
私のような凡人とは違う、、天才です。

http://www.ikedahayato.com/


匿名の輩に批判されることもあるようですが、イケハヤ節は今日も健在。毎日何度か更新される記事を読むことが、すっかり日課になりました。そして、今年の元旦、彼のブログ塾に入塾。

匿名か実名かという迷いはなくなり、やるなら実名。だって、そのほうがカッコいいじゃないですか。
イケハヤさんは、「イケダハヤト商店」を着々と育てています。自営であろうとサラリーマンであろうと、キャリア形成って、そういうことだと思います。個で勝負しようと腹をくくれば、言い訳できなくなりますし。

さて、最近、イケハヤさんがが注力しているのが有料記事のnote。勧められたので、私も作ってみましたよ。「ヤマナシヒトミ商店」としては、東カナダが売りなので、第一弾は「モントリオールベーグルの作り方」

ベーグルを作ってみたいと思っている方、きっかけはご用意しました。
あとは、やるだけです!!


モントリオールベーグルの作り方
https://note.mu/montrealcake

olimpico

モントリオールの良さは、日常の楽しさ、美しさにあります。
このカフェも、人々の日常の中にあり、決して特別なものではありません。 
毎日行っても飽きない。
毎日行くのがルーティーン。
そんな人たちで、いつも行列ができています。

カフェの名はオリンピコ。
メニューはとてもシンプルで、2台の大型エスプレッソマシンで作るコーヒーメニュー、仕入れのお菓子とソフトドリンク。
店内の壁にはスポーツ観戦用のテレビ画面と地元ホッケーチームやイタリアサッカーチームの旗が飾ってあります。決しておしゃれではないイタリア系カフェですが、そのコンセプトが潔く、活気があってカッコ良い。

客層は、まさに「ダイバーシティ」
近所で働く人々、学生、赤ちゃん連れのカップル、白髪のおじいちゃん・・・と、0歳児から90過ぎまで幅広く、人種もアジア系、イタリア系、ヒスパニック系、そしてフレンチカナディアンなどなど。
ここは、モントリオールの縮図のようです。

だから、世界で一番好きなカフェ。

オープンしたのは1970年。
私と同い年なところにも、勝手に縁を感じています。
”Open Da Night” 英語とイタリア語を掛け合わせた、洒落ともとれるニックネーム、なかなか粋だと思っていたら、実は、"Open Day and Night" の "y and" の部分がはがれ落ちたのをそのままにしたところから生まれたそうです。
これもまた、モントリオールらしい。

おすすめ?
冬はカフェラテ、夏はカフェラテグラッセです。

Cafe Olimpico
http://www.cafeolimpico.com


さて、お約束通り。
昨日の続きです。

社会のことが少しわかってきた20代後半、海外でお店をやるって、すごいことだと思っていました。
憧れはあったけれど、日本で自分のお店を持つことでさえ、それはそれは大変なこと。
私が生まれたのは、いわゆる普通のサラリーマン家庭。貯金を善として育った私には、何百万円もかけて自分のお店を開くなんて到底できない。
しかも、海外だったら完全アウェイ、言葉もままならないし、頼るところがないし。

ところが、

1999年のモントリオールで、いとも簡単にそれをやってのけた人がいたのですよ。
ワーキングホリデーで、たい焼き屋を開いてしまったツワモノが。

ワーホリの仕事は、現地の日本食レストランにしかないと思っていた石頭の私には、本当に大きな大きな衝撃でした。
与えられたモノは同じでも、アイデア一つで海外起業ができてしまうなんて!

しかもその人、コネがあるわけでもお金があるわけでもない。
フランス語も英語もできない。
「ボンジュール」と「メルシー」くらいしか言ってない。

でも、やってる。

たい焼きを鼻歌まじりで焼いて、楽しそうに売って、お金をもらってる。

これが、できる!と思った理由です。
だけど、「こうしてやっている人がいるなら私もできる」と思った訳ではありません。
「この人がいればできる」と確信したのです。

人生が変わる「きっかけ」でした。


2008年、モントリオールでカフェと製菓学校を始めました。
すると、よく聞かれます。
「どうしてモントリオールを選んだの? 」と。

当時は、客観的にモントリオールのポジティブな面をアピール。

フランス文化とアメリカ文化が混じり合ったユニークな街だから。
食に対する意識が高く、美食の街だから。
 人々が自由に人生を楽しんでいるクリエイティブな街だから 。

などなど。


でも、今はこう答えるようにしています。

「できると思ったから 。」

実は、できると思う、いや、思い込める気持ちがあれば、あとは動くだけ。
そして、動いたら道は開けます。

明日は、どうしてできると思ったか、について書きますよ。
お楽しみに!

・・・って、現時点では訪問者さん4名のために。(うち1名は私です)

まずは、これから。

 

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