olimpico

モントリオールの良さは、日常の楽しさ、美しさにあります。
このカフェも、人々の日常の中にあり、決して特別なものではありません。 
毎日行っても飽きない。
毎日行くのがルーティーン。
そんな人たちで、いつも行列ができています。

カフェの名はオリンピコ。
メニューはとてもシンプルで、2台の大型エスプレッソマシンで作るコーヒーメニュー、仕入れのお菓子とソフトドリンク。
店内の壁にはスポーツ観戦用のテレビ画面と地元ホッケーチームやイタリアサッカーチームの旗が飾ってあります。決しておしゃれではないイタリア系カフェですが、そのコンセプトが潔く、活気があってカッコ良い。

客層は、まさに「ダイバーシティ」
近所で働く人々、学生、赤ちゃん連れのカップル、白髪のおじいちゃん・・・と、0歳児から90過ぎまで幅広く、人種もアジア系、イタリア系、ヒスパニック系、そしてフレンチカナディアンなどなど。
ここは、モントリオールの縮図のようです。

だから、世界で一番好きなカフェ。

オープンしたのは1970年。
私と同い年なところにも、勝手に縁を感じています。
”Open Da Night” 英語とイタリア語を掛け合わせた、洒落ともとれるニックネーム、なかなか粋だと思っていたら、実は、"Open Day and Night" の "y and" の部分がはがれ落ちたのをそのままにしたところから生まれたそうです。
これもまた、モントリオールらしい。

おすすめ?
冬はカフェラテ、夏はカフェラテグラッセです。

Cafe Olimpico
http://www.cafeolimpico.com