きっかけの街 モントリオール

モントリオール製菓学校公式ブログ。 モントリオールのこと、お菓子のこと、北米の日々を綴ります。

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前回のサンデーブランチの食後はチーズケーキでしたが、今回はバナナプディング。しかもワッフルを食べた後に、です。

メニューに「バナナプディング」とあるのを見て、バナナの香りいっぱいのプディングを想像していましたが、出てきた瞬間にそうでないことはわかりました。それは、プディング部分の色がきれいな黄色だったから。案の定、プディング自体はバナナの香りはほとんどせず、トップに刺さっているバナナの飴がけが、バナナプディングたらしめる助けをしている感じでした。ウエハークッキー(ソフトなクッキー)が入っていてトライフルのよう。バナナトライフルと呼ぶ方が近い感じです。

一時期プリン作りに凝ったことがあり、基本のカスタードプリンをはじめ、かぼちゃのプリン、さつまいものプリン、そしてバナナプリンをよく作りました。香り高いバナナプリンを作るには、よく熟したバナナが必要で、必然的にプリンの色が悪くなります。かぼちゃやさつまいもは、きれいな色でかつ美味しいプリンができるのですが、バナナだけは難しい。そんなことを思い出しました。

美味しかったのですけどね、バナナプディング。プレゼンテーションも良いですし、プディングの部分がクリーム状なので、こっちの人受けする感じもしますし。自分が抱いていたイメージと違った瞬間、仕事柄、思考が左脳に切り替わってしまいました。

右脳で食べた方が楽しいです、特にサンデーブランチは。


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ブランチは朝昼兼用の食事、10時から12時くらいが目安だと思うのですが、休日のスタートが遅い私たち、いつも12時~13時くらいからがブランチタイムです。

この日はさらに遅くて15時近く。もう、おやつタイムです。

オーダーしたのは、フルーツワッフル。本物のメープルシロップが添えられています。やはり安価なパンケーキシロップとは違い、上品な甘さで滋味深い。そして、カルダモン風味のホイップクリーム。こちらもアメリカでは珍しく、乳脂肪の生クリームをホイップしたもの。口の中でスッと融けていきます。

食べ終わったら17時近く。ずいぶんのんびりできました。週末のエネルギーチャージ、遅めながら完了です。


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たまには新しいブランチスポットへ行ってみよう、ということで、スマホで検索、Google Naviに従い、到着した、Cafe Brasil
その名の通りラテンムードが漂うカフェで、スタッフは若干のんびりしていますが、フードはなかなか良い感じ。
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オーダーしたアボカドトーストは、ハードなパンの上に、自家製アボカドディップ、タブーレ(穀物)、レモンガーリックドレッシングで和えたベビーリーフ、オーバーイージー(両面焼き)の卵焼き、という構成。タブーレの食感はナッツほど強くなく、丁度良いアクセントな上、ヘルシー感満点で、完璧なバランスです。
量的にもちょうど良く、期待以上の満足感に浸っていたら、目玉焼き&ベーコンの王道セットを平らげて、まだ足りないと席を立った旦那、しばらくしてショコラティンとカプチーノをそれぞれ2つ運んできました。
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彼からの「甘いものほしい?」との問いに「ノーサンキュー」と答えても、かなりの確率でこういうことが起こります。空腹スペースを軽く超える量でしたが、私の分が目の前にしっかりあるし、気を利かせてくれたのだし、ありがたく一口頬張ると。これがかなり美味しいではありませんか。アメリカのクロワッサンやデニッシュ系は、ほとんど当たりがないと思っていましたが、こんな意外なところで、フレッシュなふんわりサックリショコラティンに出会えるとは、全く思ってもみませんでした。

スタッフはゆるく、凄腕シェフがいるようには思えないからこそ、こういう驚きが記憶に刻まれます。HPには、パンはSlow Dough Breadというベンダーから仕入れていると書かれているので、このショコラティンもそこが作っているのかも知れません。何でも自家製が良いとも限らず、信頼のおける仕入先を見つけて上手な商品のセレクトをする方がうまくいったりする良い例のようです。
 
カプチーノも見た目は素朴ですが、コーヒーの強さとミルクのバランスがちょうど良く、美味。 ブラジルのカフェもこんな感じかしら?と、南半球に想いを馳せる充実したブランチでした。
 

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モード・ルイスの半生を描いた映画、いよいよ明日から公開です。

関東と関西、大きな都市では明日から、そのほか地方は順次公開ですので、 こちらでチェックして、劇場へ Let's go!


 映画『しあわせの絵の具』公式サイト

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Whole Foods の生花コーナー。
水の入った瓶に花を生けて売っています。

これは、もともとジャム用の瓶、蓋の真ん中が取り外しできるのがポイントで、ドリンクを入れて提供するカフェがあったり、こうしてお花を生けてみたり。瓶自体は結構安いのに、こうしてみると、グッとおしゃれ。考えたら使い道はまだまだありそうです。

過去に花瓶をプレゼントされることが何度かありました。花瓶は年頃の女子へのプレゼントとして適したものと理解されていた、ふた昔ほど前の話です。特に、祖母から何かのお祝いにもらったのは、ものすごーく重いガラスの花瓶。趣味として生け花をたしなんでいた祖母は、女子は花を生けるもの、と何の疑いもなく思っていたのかも知れません。
その後、一人暮らしの引越しのたびに、厳重に梱包して運んだガラスの花瓶ですが、オブジェとして眺めるだけで、そこに花が生けられたことはほとんどありませんでした。
結局、数回の移動を経て、今は実家に眠っています。

さて、家に花瓶を置かないようになると、今度は花をもらった時に困ります。その花のボリュームに合った花瓶に代わるものがなかなかないのです。

そこで冒頭の写真。

花を生ける習慣のない私のような無精者には、まさにグッドアイデア。大げさでないので、これならたまには花を飾るのもいいかも、と思えています。センスの有無に関わらずいい感じになりそうですし。

敷居は高くなく、ある程度のレベルが約束されてるって重要。
やってみようかという気にさせてくれるのですから。

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この日の夕食は、海老のタイ風炒めとタイ米。

夜10時前、テレビを観ている間に届きました。
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Uber Eatsです。

値段は若干高めですが、疲れ果てた日、何もしたくない日、落ち込んだ日は、特におすすめ。この日も元気がない私を励まそうと、旦那がオーダーしてくれました。届くまでにワインを買って来るのが条件でしたが。

美味しいもので不幸になる人はいないと思います。この日も、これが届いただけで気分が上向きました。単純といえば単純ですが。

Uber Eats


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シカゴのダウンタウン北部のDevon通りは、インド人街。シカゴでグルメな人ならば「インド料理食べに行こう!」は、Let's go to Devon ! で通じます。

この通りには、本場のインド料理店、インド食材店、サリーのお店などが軒を連ね、一歩足を踏み入れると、ここはインド?という気分になります。

思えば、モントリオールのインド人街もダウンタウン北部。中華街は南部に位置するのも、モントリオールと同じです。コミュニティの立地には何か関連があるのかしら?考え出すと興味深い。

さて、インド料理はカレーだけではありません。スパイシーなものが多いですが、食材も味付けも多種多様で、飽きることがありません。カレー以外でよくオーダーするのがこのふたつ。
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シンプルながらやみつきになるドーサ。
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そして、ビリヤニ。盛り方も本場さながら。

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冬季オリンピックが終わりました。今回、アメリカでも観る機会があり、競技やパフォーマンスの捉え方が日本とは少し違って面白かったです。

例えば、フィギュア女子、カナダのオズモンド選手のパワフルな滑りは大絶賛されていました。繊細さに欠けるとか、そんなの関係なし。滑りと共に解説も力強く、Wow(ワオ!)の連発でした。また、ショートプログラムが終わった時点では、ロシアの2選手どちらが勝つかということで話題はもちきり。3位以下の選手が逆転することは想定外で、2人の金銀は確定したも同然という感じでした。気の毒なのはアメリカ代表。3名とも結果が振るわず、テレビで流されるのは、ロシア2選手の華麗な場面とアメリカ3選手の転倒の瞬間ばかり。わかりやすいと言えばわかりやすいのですが、悪い場面はあまり流さない日本とは違います。こうして鍛えられる部分も大きいのでしょうけど。

日本の結果総括は、飛行機の中で観ました。NHKニュースの中で、平昌大会を20分程度にうまくまとめてあるものがあり、機内で何度も繰り返し観てしまいました。
日本中心、しかもメダリスト中心に編集したものを何度も観たくなるのは、歳をとった証拠かも知れません。

最近、日本の友人とのやりとりで「そだねー」と返されることが多く、頭の中に小さなクエスチョンマークが芽生えておりましたが、そういうことだったのか、と、遅ればせながら知りました。何故ゆるい返信をする?キャラが変わった?と、不審に思っていましたが、スッキリ合点がいきました。

この結果総括は英語版でも観ましたが、個人のキャラクターを反映したものの言い方や感情表現は、なかなかうまく訳せないものです。"really happy" にも日本語での表現には大きな幅があるものだと改めて思ったりしました。ちなみに英語版では、そだねー(sodaneー)は、そうだね(soodane)と発音されていましたし。
違う!そこが肝なのに、と瞬時に判断できるのは、日本語ネイティブだからこそ。言葉の面白さも発見したオリンピック総括でした。

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イタリア移民のおかげで、美味しいイタリアンレストランが沢山あるシカゴ。リトルイタリーに行かずとも、シカゴ川北のRiver Northと呼ばれる地域にも、活気あるイタリアンが点在しています。

シカゴにイタリア料理が根付いているのを実感できるのが、同じくRiver Northにある Eataly
イタリアの「食」に関する全てを扱う2階建てのマーケットで、いつも多くの人で賑わっています。
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パスタや焼きたてのパン、ワインにチーズに肉に調味料、調理器具まで、あらゆるイタリアンに出会える上、店内にはレストランもあり、前菜から焼きたてのピザ、パスタも楽しめます。

日本にも日本橋三越に同じお店がありますが、規模が小さく寂しい限り、と思っていたら、東京駅グランスタにもオープンしたようです。

東京駅なら立地も完璧ですし、流行りそう。これからは、本場のイタリアンをいただくなら東京駅へ。


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最近、オールドモントリオールにオープンしたワッフルのお店、Lapop
スティックがついたワッフルにチョコレートやフルーツ、ナッツなど様々なトッピングができる、見た目もキュートなワッフルです。

オールドモントリオールを散歩しながらのおやつに、暖かい晴れた日はちょっと遅めの朝ごはんにぴったり。フォークとナイフでいただくワッフルも良いけれど、楽しいポップなワッフル片手に、これからの季節を楽しめそうです。

住所:436 Saint-Francois-Xavier
10時~18時の営業、日曜休みです

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日本でもおなじみのメープルシロップ。ケベックはメープルの紅葉が有名なので、メープルシロップも秋のイメージが強いのですが、実はその旬は春先。今が、まさにメープルシロップの季節です。

メープルシロップはメープルの樹液を煮詰めて作られます。1リットルのメープルシロップを作るのに必要な樹液は40リットル。樹液を集めて煮詰める作業は、今でこそ大きな工場でも行いますが、昔は砂糖小屋、フランス語でCabane à sucre(カバナシュクル)と呼ばれる小さな小屋で行われていました。

この時期、今も残るカバナシュクルでは、メープルシロップの収穫祭が行われていて、昔ながらの伝統料理を楽しめます。
この料理、初めて体験したときは驚きでした。オムレツやポテト、パンケーキ、メープルで作ったソーセージにコールスローなどの素朴な料理な料理が運ばれてきて、好きなだけお皿に盛ってくれるのですが、この全てにメープルシロップをたっぷり、なみなみとかけていただくのです。
おかずに甘いシロップ?と最初は恐る恐るちょっとずつかけておりましたが、メープルシロップの自然本来のすっきりした甘みがよく合います。メープルを存分に味わうための脇役としてこれらのおかずがあると思えるほどです。

さて、料理を好きなだけ堪能し、デザートのメープルタルトをいただいたら、さらにお楽しみ、雪の上に煮詰めたメープルシロップを流してつくるメープルタフィーが待っています。
メープル
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これがなければ春は始まらない、毎年の必須行事。モントリオール郊外には200ものカバナシュクルがあり、各家庭やグループで行きつけのカバナシュクルがあったりします。私などは色々行ってみたいので、今年はどのカバナシュクルへ行こうか、というのがこれまた楽しい悩みです。
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モントリオールから近いカバナシュクル
Cabane à Sucre Bouvrette

Sucrerie de la Montagne

モントリオールで大人気のレストランのカバナシュクル、こちらも大人気で予約困難
Cabane à Sucre Au Pied de Cochon


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明日は冷たい雨の予報。

冬のノートルダム寺院の青、そんな一日になりそうです。

 

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今や、世界中でお目にかかれるようになったお寿司。モントリオールにも寿司を提供するお店がたくさんあります。 

とは言っても、新鮮で信用のおける海産物はサーモンくらいなので、寿司といっても巻き寿司が主流です。素材は限られていますが、そこはクリエイティブな街。いろんな工夫がされていて、逆輸入したいメニューもあります。

まず、モントリオールの巻き寿司といえば「カミカゼ」。サーモンやカニカマ、キュウリなど具沢山の太巻きに辛いチリパウダー入りのマヨネーズと天かすが入っているのが特徴です。これは、巻きたてを食べるのがお約束。天かすがサクサクッとしているうちに。

ベジタリアン向けには、玄米の酢飯にナッツや人参の千切りが入った巻き寿司も。香ばしく、特に女性にウケる逸品で、サラダ感覚で食べられます。

それから、スモークサーモンとクリームチーズの巻き寿司。ベーグルサンドの定番の具を、そのままお寿司にアレンジしていて、更にアボカドが入っていたりするとかなり美味、これもモントリオールらしい巻き寿司です。

この街で人気の巻き寿司ですが、グルメなモントリオールの友人は、寿司は日本でしか食べません。そして彼の辞書では Sushi = 握り寿司。巻き寿司は眼中にないようです。逆に私は、握り寿司ではなく「巻き寿司」の方を食べたくなったりするのに、面白いものです。

そうそう、「サーモン軍艦巻き」もモントリオーラーには人気があります。サーモンの角切りを辛いマヨネーズで和え、天かすを混ぜて軍艦にのせたもの。人気のポイントはカミカゼと同じ、スパイシーとサクッとした食感、これが決め手になっています。


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メープルシロップと並ぶケベックの自然の産物、アイスシードル。甘くて香り高いりんごのお酒で、お土産にすると大変喜ばれます。

ケベックで作られているシードルは5種類。以下、仏語(英語)で表記すると、
Cidre Tranquille(Still Cider)泡タイプではないシードル
Cidre Effervescent(Effervescent Cider)泡タイプのポピュラーなシードル
Cidre de Feu(Fire Cider)煮詰めて作るシードル、泡タイプでカラメルのような香りがする
Cidre Rose(Rose Cider)ロゼタイプのシードル
Cidre de Glace(Ice Cider)ケベックの特産、りんごを極限まで木で熟させて作るシードル、冒頭の写真がこれ
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また、この写真は、Cidre de Glace(Ice Cider)用のりんごの様子です。雪の中、収穫しないで熟させて、糖分を充分に蓄えてから作ります。甘さの中にもりんごの爽やかな香りがほのかにあって、アイスワイン(葡萄を極限まで熟させて作る高級ワイン)よりも個人的には好きです。

3月には、モントリオールでシードルの見本市、Le Mondial du Cidre が開かれます。ケベックのシードル製造者の様々な商品を試飲でき、シードルを知るには最適のイベントですので、チャンスがあれば是非。

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今回の平昌大会中は、日本とカナダ以外、初めてアメリカでもテレビ観戦しています。

日本はどのチャンネルでも、自国のメダリスト中心に同じような内容とインタビューを繰り返しているのに対し、アメリカでは、限られたチャンネルで、各競技を最初から最後まで、ライブ又は録画で淡々と放送しています。競技を純粋に観る感じが良いですし、こういう環境が、流行り廃りなくスポーツへの興味を持たせるようにも思います。

それでも、やはり地元出身の選手がメダルを獲ると、ちょこっとニュースが流れたりしています。私も日本とケベックは気になるので、カナダの選手が出ると選手紹介を注意して聞き、ケベック出身とわかれば見入って応援したくなります。ウインタースポーツが盛んなケベック州は今大会でも数多くのメダリストを輩出していて、カナダ選手団の中でも輝きを放っています。国という大きな括りはありますが、ことケベックに関しては、地元意識の強さは最強。私のような外者をも取り込んでしまう魅力があるのだと思います。

話は少し逸れますが、アメリカでのオリンピック放送のメインチャンネルのスポンサーはトヨタ自動車。世界に誇る日本発の企業、世界のトヨタなのだと実感します。日本がかつての勢いを徐々に失い、世界に遅れを取りつつある今、トヨタのような「世界で勝つ」日本の企業やスポーツ選手が出てほしい、そんな想いで観ています。 これもひとつの地元意識ですが。


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モントリオールにあるシェアオフィス Fabrik8、ジャンタロンマーケットからほど近い、マイルエクス(Mile-Ex)と呼ばれる地域にあり、ゲーム製作会社やアパレルなどクリエイティブな会社が色々と入っています。

このシェアオフィスがこれから更にスペースを拡張し、来年の夏には1名から500名までの会社に対応可能なワークスペースになるプロジェクトが始まろうとしています。
屋上にはテラスとバスケットボールコート(冬にはスケートリンクになります!)、ラウンジ、ジム、卓球などができるゲームスペース、ヘルシー志向のカフェテリア、そして何と Zen(禅)スペースも設けられます。更に空気や水、ライティングにまでこだわって、Well Certified Building(オフィスやアパートの環境スタンダード)認定のモントリオール第一号になりそうです。
コンセプト(efficiency、shareing、well-being for employees)にあるように、従業員が働きやすい最高の環境が整い、そこにクリエイティブな会社が集まって、プラスの効果が生まれること間違いなし。

人生の多くを過ごす仕事の時間。環境がどれだけ重要か、モントリオーラー達が体現してくれています。
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Fabrik8



お祭り
冬の終わりを告げるお祭り、Cabane Panache et bois rondという「木こり祭り」が、今週末、モントリオールのベルダン地区で開催されます。

このお祭りでは、音楽はもちろん、昔ながらの料理や身体を温めるウイスキー(カナダ産のクラウン・ロイヤル)の他、丸太カットの実演ショー、紙作りのワークショップなど、木こりにまつわる様々なイベントを楽しめますが、その中で面白いのが「床屋」の出店。昔は床屋が木こりのキャンプを転々とし、今で言う「出張ヘアカット」をしたそうです。

また、メープルシロップの収穫時期を間近に控え、その前哨戦とも言えるこのお祭りでは、メープルトフィが無料で提供されます。煮詰めたメープルシロップを雪の上に垂らすことで急速に冷やして柔らかな飴(トフィー)にする、ケベコワなら必ず体験したことがある春の風物詩。自然の恵みを体感しましょ。
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Cabane Panache et bois rond 2018


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サンローラン川の氷が融けはじめています。

厳しい冬がもうすぐ終わろうとしています。

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この色鮮やかで温かみのある花、モード・ルイスが缶にペイントしたものです。1960年頃の「作品」として、今、東京のカナダ大使館で見ることができます。

ノバスコシア州の小さな街で一生を過ごした画家、モード・ルイスの半生を描いた映画、しあわせの絵の具、愛を描く人 モード・ルイスの公開を控え、映画で使われた小道具や再現して描かれた絵が展示される中、このクッキー缶は、本物の「オーラ」を放っています。

家にあるものに絵を描いていた彼女は、まさか自分がペイントしたクッキー缶が、60年近く経ってから海を渡り日本で展示されるとは思ってもみなかったでしょう。それにしても。こんなすてきな缶に入ったクッキーを食べるときは、楽しく幸せに違いありません。
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大使館というと敷居が高く感じるかも知れませんが、多くの方に、ぜひとも訪れていただきたいエキシビジョンです。映画を観たら、行っておけばよかった、と後悔しますので。
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平日10:00〜17:30、無料で公開しています。

映画は3月3日からの公開、日本での反応が楽しみです。
 

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バレンタイン仕様?のクロワッサン。

ラズベリークロワッサンやマンゴー&パッションクロワッサンなど、最近のモントリオールには、ユニークで美味なクロワッサンが増えています。

これで始まる朝は、何だか楽しい。

 

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ケベックの名物料理に Poutine(プティン)というものがあります。
基本形は、フライドポテト+チーズカード+グレービーソースという、日本ではなかなかお目にかかれない組み合わせです。先週は、モントリオール・プティンウィークと題して、市内のレストランやファーストフード店が趣向を凝らしたオリジナリティ溢れるプティンを提供するイベントがありました。

写真は、人気ナンバーワンに輝いた、Le Gras Dur Poutine というお店のシーフードプティン。ロブスターがゴロゴロ乗り、グレービーソースの代わりにロブスタービスクとピーナツソースがかかったリッチなプティンです。
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こちらは、審査員が選んだナンバーワン、Taboo Cuisine Rebelle Poutine のゾンビプティン。

ポテトとチーズカードにホワイトビールで煮込んだプルドポーク(煮込んでほろほろに崩した豚肉)やブルスゲッタ(トマト)が加わり、そこにポルト酒入りデミグラスソース、ジャックダニエルのソースとケイジャンサワークリームがかかっています。読んだだけで酔っ払いそうですが、なんでもアリのプティンの世界。えー⁉︎っと驚くかも知れませんが、決して怯むことなかれ。熱々を頬ばりましょう。
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これがプティンの基本形。厳しいケベックの冬を乗り越えるエネルギー源としては理に適った食べ物ですが、深夜、遊んだ後の〆(シメ)として食べるケベコワも多く、24時間営業のお店は、丑三つ時に混み合っていたりします。

個人的には、フライドポテトはそのままの方が好きなのですが、経験としては食べてみるべし。ハマる方も結構多いようですので。


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今日は、バレンタインデー。

カナダでは恋人の日として、男性が女性に花を贈ったり、カップルでバレンタインディナーに出かけたりする、ロマンチックな日です。

日本では、、チョコレートの日?

この時期は、デパートは言わずもがな、駅構内さえもチョコレート売り場と化して、素通りするのが困難なほど。ポジティブに捉えれば、チョコレートのトレンドを知るには良い機会と言えますが、新しいものや凝ったもの、海外のものが素晴らしいとも限りません。仕事柄、最高級ショコラティエのものから材料としてのチョコレートまで、あらゆるチョコを食べてきましたが、結局飽きないものがいい、疲れないものがいい、という境地に行き着きました。で、今の私的ナンバーワンがこちら、明治ザ・チョコレートです。

なーんだ、などと言ってはいけません。あのクオリティであのお値段、海外ではあり得ません。日本が誇る探究心、技術と味覚と細やかな配慮が集結していて、海外へのお土産にしようと思うほどです。まだ発売して2年半ほどですが、これから、もっともっと進化すると期待です。

チョコレートは嗜好品ですので、あくまで個人の感想ですが、カカオ分の多いしっかりした味わいコンフォートビター(青)、そしてこのシリーズでは外せないミルクの中ではサニーミルク(紫)、一口で虜になったフランボワーズ(ピンク)が特に好み。全部食べてみての感想です。

何だか熱くなってしまいましたが、明治製菓に知り合いもいませんし、宣伝でもなんでもありません。念のため。
 
 

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チョコレート好きにオススメ!モントリオールのチョコレートツアーMontreal Ultimate Chocolate Tourのご案内です。

モントリオールに数あるショコラティエ、これまではフランスのヴァローナやカカオバリー、ベルギーのカレボーなどのメーカーから材料としてのチョコレートを仕入れて、ボンボンやタブレットに加工するのが一般的でしたが、近年、これにちょっとしたムーブメントが起こっています。材料としてのチョコレートを仕入れて加工するのではなく、カカオ豆からチョコレートを作る、Bean to Bar と呼ばれる、本当のオリジナルチョコレートを作る小さなお店が増えているのです。

このチョコレートツアーは、そんなモントリオールのチョコレート最新事情を半日で学ぶツアー。マイルエンド地区のオリジナルチョコレートを作るショコラティエからスタートしてプラトー地区まで、4時間半ほどかけて歩いて巡ります。もちろん、テイスティングするだけではありません。カカオ豆からチョコレートを作る製造工程を見学したり、チョコレートの起源や歴史から味を表現するボキャブラリーまで、チョコレートに関するありとあらゆるエトセトラを学びます。また、ガイドさんや訪れるお店の店主はモントリオール大好き、街についての話も聞けますよ。
ツアーの最後は、こちらのショコラティエ。テイスティングもありますが、お土産も色々買いたくなりそうです。

9種類以上のチョコレートテイスティング、ランチ、ドリンクなどお楽しみが盛り沢山で88.24カナダドル。英語でのガイドですので、予めご留意を。
Montreal Ultimate Chocolate Tour

 

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モントリオールの多くのバーやカフェにはテレビが設置してあり、いつもスポーツ観戦することができます。この時期、モントリオーラーの大好きなアイスホッケー、モントリオールカナディアンズの試合日には、スポーツバーは熱狂に包まれるのですが、、今年は成績が悪く、若干諦めムードです。

さて、冬季オリンピック、ピョンチャン大会が開幕しました。スポーツバーでも、アイスホッケー開催日以外はオリンピックを放送します。前回のソチ、前々回のバンクーバーはモントリオールのどこどこで観たなあ、と記憶が蘇ると共に、当時を振り返る良い機会になっています。

バンクーバー大会のときは、モントリオールのお店のことで頭がいっぱい、日々大変なことだらけでしたが、ピザ店でたまたま放送していたカーリングにくぎ付けになり、しばし現実逃避したのを憶えています。あれから確実に8年が経ち、当時は見えなかった「その先の先」くらいに今います。

さて、日本のメディアを通さず、海外で客観的に日本を観るのは面白いです。それまでの努力、日本での評価や人気に関係なく、金メダルを獲れば一躍ヒーロー、ヒロインですから。そういう意味で、単純ですがフェアな評価ができるスポーツはいいな、と思います。

オリンピックが全てではありませんが、結果が全て。日本が世界の舞台で輝くよう応援しています!


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近年、お茶がポピュラーになっているモントリオール。フランス文化を頑なに守り、カフェが生活の一部というこの街にあって、サロン・ド・テ(ティールーム)は、ちょっと特別な場でもあります。

私自身、普段が「カフェ」だからかも知れませんが、ティールームに行くのは、いつもと違う理由がある時。カフェのように、ちょっと立ち寄るのではなく、同じ時間でも違う感じ方ができる場所として、わざわざ行くことが多いです。

特に、このティールーム Cardinal はスペシャル。真っ赤なドアを開けると、2階まで吹き抜けになった高い天井と大きなシャンデリア、アンティーク家具が目に飛び込んできて、別世界へ足を踏み入れたような、不思議の国のアリスのような気分になります。
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メニューはシンプルで洗練されたものばかり。お菓子は素朴な焼き菓子中心ですが、英国ともちょっと違う、モントリオールらしいお茶菓子です。スコーンやサンドイッチもあり、どれもセンスが良くて美味しい。さすが Sparrow (こちらもお洒落なレストランです)が手がけたお店です。
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ビクトリア時代にタイムスリップできるのは、木金土日のみ。木金は11〜19時、土日は20時までの営業です。

Salon de Thé
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おしゃれな朝食の定番、フレンチトースト。

昨日ご紹介した Lémeac の名物でもあります。 こちらでは、ブリオッシュをベースにしたフレンチトーストに、ブランチにはバナナをたっぷりのせて、デザートには自家製アイスクリームと自家製メープルキャラメルをたっぷりかけて出しています。

フレンチトーストは、パンを牛乳と卵と砂糖の液に漬けてから焼くものですが、ここのデザートバージョンはひと工夫もふた工夫もされています。

なるべくふわふわのブリオッシュを使用。そして、卵、牛乳、生クリームと砂糖の液には少量のスパイス類が入り、甘さを引き締めるアクセントに。液に浸したら、厚いフライパンにバターを熱して両面焼き、さらにオーブンに入れて7~8分。こうして、外はカリッと、中はしっとりふんわりのフレンチトーストが焼きあがります。

上にのせる自家製アイスクリームも特筆もの、ドルチェ・デ・レチェ(牛乳のジャム)入りで、ミルク感たっぷりです。更にメープルキャラメルがかかっているのですから、これぞ、モントリオールのフレンチトースト!といった感じです。

少々気をつけたいのが、フランス語メニューの表記。ブランチには Pain doré(パン・ドレ)、デザートは Pain perdu(パン・ペルデュ)という名前で出しているので、混乱なきよう。英語メニューは両方 French toast (フレンチトースト)です。

ちなみに、パンドレ はフランス語で「黄金のパン」、パンペルデュ は「だめになったパン」という意味で、主に前者はケベックで、後者はフランスでそう呼ばれているようです。ケベックの方がポジティブな呼び方で、何だか気質が表れていて微笑ましい。

Lémeacのテラス席は、冬でも暖房が効いていて心地よいです。テラスでフレンチトーストをいただきながら春を待つことといたしましょう。



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モントリオールの神なる山、Mt-Royal(モンロワイヤル)は、冬もにぎやか。ビーバーレイクでのスケートはもちろん、チューブなど、子どもから大人まで楽しめるアクティビティが目白押しです。

さて、昼に思いっきりスポーツを楽しんだら、夕刻からトレッキングに出かけませんか?

2月の毎週金曜と土曜の18時から、ガイドつきでモンロワイヤルを歩くSnowshoes excursion というアクティビティがあります。2.5~3kmを1時間半ほどかけて歩くツアーで、参加費はひとり$22。歩くといっても、冬の夜に普段行けないような「秘密の場所」へも連れて行ってくれる、なかなかできない冒険のような経験です。

そして、お楽しみはホットチョコレート。冬の雪山では何よりのご馳走です。目の前に広がる初めての世界に心身ともにリフレッシュ、多少の筋肉痛は覚悟しますが、翌日は土日ですから、休みならゆっくり眠れますし。

2月14日のバレンタインデーには特別に開催、雪の中でスパークリングワインとチョコレートが楽しめますよ。参加費は$30ですが、バレンタインディナー前に、レストランのウェイティングルームで過ごす代わりにいかがでしょうか?

Les amis de la montagne(レザミ・デ・ラ・モンターニュ)という団体が行っています
Snowshoe excursion
バレンタインデースペシャル



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今日のレストランは、プラトー地区のお洒落なローリエ通りにある、Lémeac
こちらでは、一日の終わり、22時以降にお得なメニューを提供しています。

前菜とメイン、コーヒーで$28。このお得なサービスが始まった当初は、22時からの$22メニューだったのですが、少しづつ値上がりしています。それでも充分お安い。

メニューは、肉も魚もベジタリアンオプションもあって、バラエティに富んでいる上、質もボリュームも申し分なし。誰もが満足できる内容です。個人的には、前菜が肉ならメインはシーフード、またはその逆のオーダーにしています。

いつ行っても満足しますし、どなたをお連れしても好評。したがって、何度も足を運ぶうち、ほとんどの22時からのメニューを制覇しました。フランス語がわからないうちは見るのも辛いメニューで、英語メニューに助けを求めていましたが、興味のあるものは覚えるものですね。今ではフランス語メニューの方がしっくりきて、料理の画像が浮かびます。
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写真は " Pot au feu de saumon à la fleur de sel " サーモンのポトフ。 大きな蓋付きのキャセロールに入って出てきます。味の決め手は、フルールドセル(塩の精華と呼ばれる質の高い大粒の天日塩)、シンプルですが、素材そのものの味が引き立っていて、寒い冬にはぴったりです。

時間は少々遅めですが、夜遊び大好きのモントリオーラーにとっては、22時は夜のはじまり。いつも混んでいますので、予約して出かけましょう。

Lémeac


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今日は、モントリオールのハイエンドなお店が集まるベルナール通り(rue Bernard)にあるシーフードレストラン Le Pier 66 のご紹介です。

毎日、18時以前と21時以降は Table d’hôte を $24で提供しています。というのも、この通りにはテアトル・ウートウルモン(théâtre Outremont)があり、ショーの前後に食事を楽しむお客さん向け。ニューヨークのブロードウェイとまではいかずとも、同じような気分が味わえます。
 
もちろん、ショー以外のお客さんもウェルカムです。更に嬉しいことに、火曜と水曜はドリンク1杯オーダーで、牡蠣が$1で提供されます。 
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こちらは、土日のブランチメニュー、自家製シーフードのスモーク類とベーグル、野菜やピクルスのセットです。プレゼンテーションが何とも素敵で、幸福感は最高潮に達します。しかも、たっぷり二人前あって$16と、かなりお値打ち。

このレストラン、ローカルのシーフードにこだわっていて、アジアの魚は出さないそうな。オープンしてもうすぐ2年、今後も楽しみです。

Table d’hôte は、牡蠣3ピースか本日の前菜+アラカルトから一品で$24
Le Pier 66


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冬がまだまだ長引くそうなので、何か楽しい話題を、と思い、モントリオールのお得なおすすめレストランをいくつかご紹介しようと思います。

今日はモントリオールの真ん中、サンローラン通り(boul St-Laurent)にある、ステーキレストラン Moishes - 今年80周年を迎える、老舗ステーキレストランです。

もともと、"Romanian Paradise" という店名だったことからも伺えるように、ユダヤ系のレストラン。第二次世界大戦の開始と同時に現在の店名に変更しました。そんなエピソードからも、当時の世界情勢を少しだけ想像することができます。

さて、ユダヤ系ステーキの特徴は?といいますと、オリジナルスパイスを使ってシンプルな炭火焼にし、肉そのものの美味しさを堪能できることです。

このスパイスは、東ヨーロッパのピクルス用スパイスから発展したもので、スモークミートの老舗 シュワルツ が最初に作ったと噂されています。今では「モントリオールステーキスパイス」として(このレストランのものは Moishes Steak Spice として)スーパーなどでも売られていますが、基本は、ガーリック、コリアンダー、黒こしょう、カイエンペッパーフレーク(唐辛子)、ディル、そして塩のブレンド。各レストランやメーカーによって、その他のスパイスを加えたり、配合を変えたりしているようです。

さて、レストランに話を戻して、何がお得かと言いますと、、
水曜から土曜までの21時以降、前菜とメインで$29になるサービスがあるのです。

夜遅めの食事でも大丈夫、という方にはぴったり。そうでなくとも時間を調整するだけの価値があります。
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ステーキは、ポテトとピクルス、コールスロー付き。真っ白なテーブルクロスに映える、シンプルで凛とした食卓です。

お得な時間帯でも少しお洒落をして出かけましょう。あなたもモントリオールの歴史の一部になるのですから。


Moishes

21時以降のメニュー


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